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内容説明
「地方」「下請け」「斜陽産業」から周囲も驚く起死回生を果たしたカギは社内にあった。西陣織の帯づくりで極めた銀の糸と織りの技術でウェアラブル市場に参入。鉄道車両を運ぶ大型物流業者から鉄道車両の輸出も手掛ける商社への変身。買い叩かれる工具卸業から国内最大級の通販業者へ――5人の社長が舞台裏を語り尽くす、挑戦のバイブル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちんれん
2
実に面白かった2024/03/26
りうかん
0
跡継ぎ問題、中小企業の後継者たち、主に社長の息子さんたちが口では言えないくらいの苦労を重ねて会社を守ろうとしてるのがよくわかる。失敗事例も紹介してあったのがよかった。あと日本の企業がこんなに長生き企業が多いとは知らなんだ。2024/07/01
るゐ
0
最後の最後まであきらめない姿勢や社員のために行動するなど、他社のために行動することの過酷さと乗り越えていく話に胸を打たれる。しかし、なし崩し的にこのような立場になり、すべてを注ぐほどに努力するというのは、やはり資質や生まれた環境が大きいと思う。日本には多くの中小企業があるが、情熱を燃やし尽くすほどの経営者が後を継いでいくことができれば、素晴らしい社会になりそうだと思う。社会では厭世的な雰囲気が蔓延しているけど、会社という身近なところから変わればよくなりそうだなと希望が見えた。2024/05/30
洋介天野
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『ベンチャー型事業承継』について語られた1冊。 先代から引き継がれた正の遺産だけでなく、負の遺産も背負った承継者たちがどのようにビジネスを拡大していったか、数々の熱い闘いの記憶が綴られています。 個人的には、筆者自身の家族が営む岡山の病院の話が心に刺さりました。 モチベーションアップに繋がる良書です。2024/05/17
linbose
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★★★☆☆ 家族経営の中小企業の後継者難が課題となる中で「ベンチャー型事業承継」という形で会社を発展させていくアトツギがいる▼親など旧経営陣との確執や負債の継承、承継する事業がアトツギがやりたいと思う事業ではない場合があるなど、スタートアップとは異なる困難を抱える場合が往々にしてある。そのような中で起業家精神を発揮して経営を成功させる物語の紹介なのだが、このような経営は上場を目指したりしつつも、家族経営の名残りか、従業員を大切にするようなところがあって好ましく思える▼熱量過多の語り口があまり好きではない2024/05/07