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内容説明
「ダンドリよりも空気」を優先すると、前向きになれます。一流ファシリテーターは、冷めた対話をあたたかい空気にする言葉の引き出しを持っています。口にするだけで空気が変わる驚きのひと言。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
53
ファシリテーターとは「会議を円滑に進行する人」のこと。まとめ役には、相手を尊重する、アサーティブなコミュニケーションの態度が良いと言われるが、この本は、まさにそれを実行するためにどう発言したら良いか、というのが具体例として挙げられていてわかりやすい。例のシーンも会議あるあるで想像しやすい。意味のある会議だったな、ミーティングに参加して良かったな、と参加者の方に思ってもらえるのが理想だったけれど、理想はファシリひとりで作るのではなく、参加者みんなで作っていくもの、それをまとめてこそファシリテーターだと思う。2024/11/17
マカロニ マカロン
9
個人の感想です:B。読書会で進行役をしていると、人数が予定より多くて、一人あたりの発言時間が短くなってしまうこと、一人で延々と喋り続ける人など、難事件が起きることがある。参考になればと読んでみたが、私の求める内容とはズレがあった。脱線し続ける人をなんとかしたい➡「恐れいりますがいったん止めさせてもらってもいいですか?次回以降のテーマにつながる重要なポイントでしたね。ありがとうございました」次回は別の本を読むことになるからちょっと無理か?空気がよどむことやけんか腰になることもないので読書会向きではなかった2025/03/10
とろりんとう
6
NEC出身のファシリテーター。打合せ、会議、面談、雑談で役立つフレーズ43を紹介。私はひねくれている為、1/3以上のセリフが寒く痛く感じた。会議の目的やゴール、名前を言うなど既知のもの多かった。一貫するのは発言者への共感力(感情の共感と知の共感)と相互理解。使えそうなのは、「質問はありますか?ではなく、気になることがあれば教えて下さい」、クレームで「言い難い事をご指摘下さり、ありがとうございます」「私、私達の使い方」「ポイントを言う際、◯点ありますと最初に言わず、ひとつ目は…と言ってまとめていく」など。2025/08/13
さちめりー
4
職場などで役に立つかなと手に取ったけれど、ビジネスパーソンでもないしこの本にあるような高級な話し合いのファシリテーターになる場面もそうそうないので自分にはしっくりとはこなかった。企業人はこんな高尚な言葉遣いで話し合いをしているのかと違う世界をのぞき見れた感じ。自分のレベルに落とし込んで参考にしたい。2024/05/04
リハヒロ
4
会議で仕切ることが多かった2023年。意見を聞いても出てこないので諦めていた2023年。その人の意見ではなく、「立場」を代表して意見をもらうは使えそう。質問も「何か確認したいことや確認したいことがあれば言ってください」など質問のハードルを下げると質問が出てくる。あいづちには、「あ行」と「は行」が使える。思考力ゼロでも使えるのでめんどくさい会話の時には使えそう。一方で盛り上げたい場合は、「いえさでたな」を覚えておくこと一層良さそう。上級者には「さ行」やあいづち+一言プラスもテクニックとして使えそうです。2024/01/14