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内容説明
誰もがかかる白内障や老眼、日本人に多い近視については関心が高い方が多いだろう。しかしその治療法や手術療法について真の知識は伝えられていない。本書では眼科外科医である著者が、前著の『視力を失わない生き方』や『緑内障の真実』に続き、白内障についても、予防のための栄養面での留意点や、日常生活での注意、さらに手術法の歴史や最新治療について徹底解説。プロの画家でもある著者が「見えるとは何か?」から教えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
7
白内障とは目の中のレンズが濁る病気で、その主な原因は「光障害」「酸化」「糖化」「代謝障害」「炎症」「外傷」「加齢」。【光障害】太陽光の紫外線、スマホなどのLED光(短波長の光)を目に浴びせない。【糖化(カラダの焦げ)】【代謝障害(糖尿病)】果糖ブドウ糖液糖などを摂取しない。糖質を制限し血糖値の乱高下をなくす。タバコ厳禁。【老化】MNM。/[手術]最高の眼科外科医による、最新の多焦点レンズ移植術が最も理想的。白内障手術こそ技術の差が表れる。白内障手術後の視力は術者の腕次第。白内障を放置していると緑内障を併発2024/01/30
ヨハネス
4
この著者の本は3冊目なのだが、読めば読むほどこの人以外の眼科で手術するのが怖くなってしまう。宣伝のだめではなく出版社から依頼があった時だけ著述しているそうだが、自分が世界最高の技術を持つことを繰り返す。同じ技術を持つ眼科医が増えないと不安になる。増やすよう指導にも力を入れてほしい。自分の腕を過信したあげく手術を失敗し、深作さんを妨害する医師も何とかしてもらわないと。現在同じレベルの手術を受けるには深作さんと一緒に学んだアメリカやドイツに行かねばならないそうだ。50歳過ぎてのレーシックは決してやってはだめ。2024/03/09
Yosuke Hashimoto
2
モネの晩年の作品にある褐色系の作品は、白内障の影響による見え方の影響だと言われている。 眼の仕組み、白内障、レーシックやICL(埋め込み型こらまーレンズ)についての解説 レーシックの問題点。レーシックで角膜を削った後に、白内障治療の手術をすると、眼内レンズの計算式が複雑になり、効果が十分に得られないことがある。50代以降のレーシックはよろしくない。2024/01/20
Go Extreme
1
「見る」とは:白内障手術 モネの絵・苦闘 白内障とその原因、予防:水晶体 視力低下 白内障手術←技術野さん 手術適用 皮質白内障 短波長の光 紫外線 LEDブルーライト 加齢による抗酸化物質の減少 糖化 糖質制限食 GI値 NMN NAD→サーチュイン遺伝子↑ 白内障の治療:視力を図る→異常や変化を知る 手術の歴史と発展 眼内レンズを入れるという発想 折りたたみレンズの登場 多焦点レンズ 手術Q&A よく見える目のため:シャルル・ボネ症候群 レーシック ICL(有水晶体レンズ移植術)2024/01/21