- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
コロナ前は200万人超の日本人が訪れ、観光地として人気が高い台湾。「台湾有事」という言葉が紙面を賑わすこともあり、日本の関心は高くなっている。しかし、私たちは台湾をどれほど知っているだろうか。中国と台湾の関係は? 首都はどこにある? 国連に非加盟なのはなぜ? 隣の島でありながら、私たちはその歴史や社会のことをあまり知らない。本書では、6つの問いからそんな台湾という“国”の姿を詳らかにしていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
116
分かりやすい。良書です。 2024年1月、頼政権誕生の直前まで。2024/12/25
trazom
109
著者は元朝日新聞の台北支局長。分かりやすい解説の中に、ハッとする見解に出会う:(国民党は親中、民進党は反中と思い込んでいたが)国民党は反共産党だが反中ではなく、民進党は反中国だが反共ではない。中国共産党にとって台湾侵攻は、自国民を中華民国政府から救い出す「内戦」。台湾と朝鮮半島における日本占領時代の評価の違いについての見立ても面白い。台湾有事などと勇ましいコメントが飛び交う昨今だが、そもそも、三次にわたる台湾海峡危機の歴史や、本書に記されたような「台湾の本音」を認識した上での、冷静な態度が必要だと感じる。2024/03/24
榊原 香織
107
読み易いので台湾入門書として良い。2023年12月刊行(気づかず再読)2025/06/16
あらたん
48
台湾を理解したい人にぴったりの入門書だった。台湾について持っていた素朴な疑問がかなり解消できた。お勧め。2024/02/05
kawa
35
日本の識者や政治家が、時に声高に台湾独立を主張することがある。しかし実は台湾での純粋な独立派は全体の5%以下、圧倒的多数は現状維持派で、反共産主義ではあるが、反中国ではないと言う。人口2400万人中500万人弱の人々が1年で来日する親日国。しかし、国際情勢の難しさもあって中国以上に知らない国とも言える。本書はそんな現状で、より台湾(中華民航)という国を知りたい欲求をかなえる入門書として最適。本書に刺激され映画「グリーン・デスティニー」を鑑賞(ちょっと関係なかった?)、「台湾海峡一九四九」も再読リストへ。 2024/09/25
-
- 電子書籍
- もう一度恋を教えて[ばら売り]第8話[…
-
- 電子書籍
- 三栄ムック ロコラ Vol.04
-
- 電子書籍
- 【新装版】あいどるスマッシュ!(3) …
-
- 電子書籍
- ベーシック経済学(新版)[固定版面]
-
- 電子書籍
- おがみ松吾郎(10)