光文社新書<br> 毒母は連鎖する~子どもを「所有物扱い」する母親たち~

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光文社新書
毒母は連鎖する~子どもを「所有物扱い」する母親たち~

  • 著者名:旦木瑞穂【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 光文社(2023/12発売)
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  • ISBN:9784334101695

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内容説明

理不尽な仕打ち、教育虐待、ネグレクト……。子どもを自らの所有物のように扱い、生きづらさなどの負の影響を与える「毒親」。その中でも目に見える形ではなく、精神的で不可視なケースが多い「毒母と娘」の関係にフォーカスし、その毒への向き合い方とヒントを探る。毒母に育てられ、自らもまた毒母になってしまった事例など、現代社会が強いる「家庭という密室」の闇に、8人の取材から迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

9
親の所有物のように自分の子どもを扱う毒親たちに育てられた人達が、自身と家族の半生を振り返っていく内容。8人のストーリーが語られていくが、どれも読んでてつらく特に虐待は大人になっても引きづられてしまう。それでも乗り終えようと自覚できる人は素直にすごいと感じる。事実は小説より、家庭より奇なり。2024/03/18

えりー

7
自分が親になって、親として過ごしてきた時間が増えるほど「子育てに対する後悔」が出てきて、あのときの態度や発言は子供を傷つけてしまった。と思ったり。でも、そのときは心身ともに余裕がなかった。子供に素直に謝れたら、まだ救いようがあるかな。「負の連鎖」は悲しいけど実体験から、「ある」と思いました。。。。 今、傷ついてる子供もいつかは大人になり、誰かの親になる日がくると思うと、本当に母親の責任は重いと思います。父よりもやはり母のほうが現実は背負うものが大きいと、現在子育てしていて実感する。2024/02/15

Go Extreme

2
機能不全家庭:不機嫌な父・おどおどする母 学歴至上主義:子どもは親の所有物 嫁姑問題・共依存:男尊女卑・弱者としての娘 精神不安定;母をみとるまで逃れられない毒 虐待サバイバー:虐待を受けた女性が母親として地震に内容する毒との戦い 反発という共依存:母親の生き方に執拗に反発する毒 プロフェッショナル毒母:母親なき後も続く毒の後遺症 家庭のタブー:手に負えない毒親と絶縁するまでの娘の葛藤 大人同士の付き合いで当たり前にしていること→子どもに対しても同様に行うだけ 家庭という空間の密室化→タブー→長い年月2024/01/28

M Y

1
親になってからは、割とよく読むテーマ。こちらの本は、希望もなく胸が苦しくなるだけでした。2024/02/18

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