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内容説明
第一章 「陰陽道」とはなにか
1 「陰陽道・前史」を探る
2 呪術・祭祀を担う陰陽師
3 安倍晴明をめぐる謎
第二章 陰陽師・安倍晴明の現場へ
1 焼失した霊剣と五帝祭
2 呪詛と祓えをめぐる陰陽道
3 冥府の神、泰山府君
4 火星を祭る
第三章 中世、動乱の時代の陰陽師たち
1 安倍晴明の末裔たち
2 陰陽師たちの「戦国」
3 『ほき内伝』という謎の書物
断章 いざなぎ流は「陰陽師」なのか
第四章 江戸時代の陰陽師たち
1 江戸時代前期──変貌する陰陽道
2 西洋天文学と出会う陰陽道
終章 「安倍晴明ブーム」の彼方へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
26
「陰陽師」が、日本の歴史にどの様に関わり、そしてどの様にフェードアウトしていったかを古文書やフィールドワーク、現代における論説を裏付けに、とても分かり易くひもとかれています。最終的に、日本の純粋な宗教とはなんだろう、と考えさせられる内容かなとは思うけれど、また、「陰陽師」という存在は日本の科学の発展を担っていたとも考えさせられ、感慨深く読みました。明治3年に「陰陽師禁止令」が発令され、陰陽師は歴史の表舞台から姿を消したことになっている。「歴史の表舞台から」というところが気になります。2024/11/08
m
4
電子にて読了。現在の節分のルーツである追儺は奈良時代から大晦日の夜に行われていた。暦の変わり目の時期に陰陽のバランスが崩れ鬼が現れるという。安徳天皇は実はヤマタノオロチの化身で草薙剣を取り戻し海に帰った、という説が面白かった。序盤は興味深く読んだが、後半はバテてしまった。やはり陰陽師のハイライトは平安時代だなぁ。2025/05/20
keisuke
4
基本晴明だったな。2024/05/21
辻井凌|つじー
1
陰陽師を当時の最新の学術を取り込んだり対決したりしながら、時代ともに自ら変わっていった存在として捉えている。陰陽師と国学者の結びつきから、国学者が実は西洋知識にも近い存在だった話も興味深い。陰陽師がさらに知りたくなる本。2024/08/29
Teo
1
陰陽師と言うのは名前だけなら結構前から知っていたが、強烈に印象に残ったのはあの「レッツゴー!陰陽師」。もう17年も前の話。あの中でドーマンセーマンと言っていたのはこの本を読む迄は何か適当な意味かと思っていたのが「ドーマン=蘆屋道満、セーマン=安倍晴明」らしいと今回初めて知った。そして蘆屋道満を初めて知ったのは東京レイヴンズのアニメを見た時なので10年前。さらに加えると泰山府君祭を知ったのも東京レイヴンズ。そんな感じで聞き齧り程度の知識だった陰陽師周りの知識をちゃんとしてくれたのが本書。 2024/01/19
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