家守神<br> 声なくせまるあやつり人形

個数:1
紙書籍版価格
¥1,210
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

家守神
声なくせまるあやつり人形

  • 著者名:おおぎやなぎちか/トミイマサコ
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • フレーベル館(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784577051856

ファイル: /

内容説明

拓が佐伯家にやってきてもう半年。最近、家守神のひとり・亀吉さんはためいきばかり。そんな亀吉さんを追った先にあったのは、古びた店「おもちゃのホシノ」。そこでは若い二代目店主が、とある怪奇現象に悩まされていて…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マツユキ

13
シリーズ4作目。夢を持てず、落ち込む拓ですが、いつもと様子が違う亀吉が気になり…。今回の舞台は商店街のおもちゃ屋さん。父親を亡くし、店を継いだばかりの大ちゃんと親しくなりますが…。厳しい現実を知りつつも、子どもの成長を見守る大人の温かさを感じました。決断しなきゃいけない時も来るけれど、焦らなくて大丈夫。平井の意外な特技も分かり、本当に良い奴。2024/01/25

Midori Matsuoka

9
シリーズ4作目。今回は佐伯家ではなく、商店街のおもちゃ屋さんで不思議な怪現象が起きる。最初はつくも神のしわざ?と思うもおもちゃは古いものではない…?カギとなるのはお店のご主人、大ちゃん。両親亡き後を継いでいる大ちゃん、将来の夢といわれてもピンときていない拓、将来は料理人になりたいと思っている平井。3人の思いが交錯しながら佐伯家の家守神たちの力も借りて怪事件は解決するのか!? 単なる不思議話でなく、繊細な心とか思いの部分が丁寧に描かれていて、今回も面白かった!亀吉さんと鶴吉さんの絆にもぐっときた。2024/02/26

昼夜

9
夢を夢のままにして憧れているだけだったら大谷翔平選手が言っていたみたいに立ち向かえなくて叶わないままだって気づくのに遅すぎたとちょっとモラトリアムを空費した自分には、拓のまだまだ先の将来の夢と大ちゃんの決断が眩しかったです。2024/01/27

shikinokeyaki

3
今回も良かった。2024/03/29

遠い日

3
シリーズ4。商店街の「おもちゃのホシノ」で異変が勃発。どうにも収まらないようすに拓や平井、風花が根本の原因を突きつめようとがんばる。店主の大ちゃんの悩みが浮き彫りにされ、それとともに拓も自分の将来について思い悩んだりする。平井の夢を知り、風花の夢を知るにつけ、何になりたいかなんてわからないと思う。ホシノの大ちゃんの宙ぶらりんな及び腰。店のおもちゃたちの大ちゃんへの気持ちが明らかになった時には、胸奥を押された。大人だって迷っている。大ちゃんの一歩を踏み出す勇気が美しく映りました。#NetGalleyJP2023/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21669589
  • ご注意事項