フレーベル館文学の森<br> トモルの海

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フレーベル館文学の森
トモルの海

  • 著者名:戸部寧子/田中海帆
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • フレーベル館(2023/12発売)
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  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784577051894

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内容説明

野球に燃える小学5年生のトモルは、祖母の田舎で年上の少女めぐるちゃんと出会う。それ以来ふしぎな夢を見るようになったトモルの現実は、だんだん夢と溶けあっていく。第4回フレーベル館ものがたり新人賞大賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

90
夏休み、おばあちゃんの家で過ごしていたトモルは不思議な少女めぐると出会う。めぐると過ごしたたった一回の、夏の物語。 木漏れ日、輝く星、縁側を流れる夜風…読んでいて鮮やかに目に浮かびます。美しい夏の情景描写に引き込まれ、あっという間に読了でした。  「いのち」「生きているということ」の大切さを感じる一冊でした。フレーベル館ものがたり新人賞の大賞受賞作品。 2025/09/13

雪丸 風人

20
主人公は野球好きの小学5年生。祖母の暮らす町で不思議な少女と出会った彼が、夢と現実のはざまで生涯忘れがたいようなとびきりの時間を過ごします。大人たちの、何か大事なことを隠すかのような違和感の残る言動や、年上の少女にどこかついてまわる異質さへの疑問が氷解していく終盤には、完全に心を持っていかれました。切なさが胸に迫る一方で、心にあかりを灯し、明日への希望を感じさせてくれる一冊でもありますね。これを読んだ子の胸には、命の尊さやありがたみがしっかりと刻まれるのではないかと思います。(対象年齢は11歳以上かな?)2023/12/05

しょうじ

8
五感に訴えてくる描写がすごく鮮やかで、好きでした。児童書なので分かりやすく書かれているけど、小説でも輝けるんじゃないかな。美しい日本を感じられました。 子ども時代の特別な夏休み。自分の子どもにも、何か残る夏休みを過ごしてほしいけど、お膳立てしすぎるものじゃないし、何も手を出さないとユーチューブづけになりそうだし。 最終的には自分の力でつかんでいくしかないんだろうけど、周囲の大人としてどう手を貸していくのか悩ましいです。この作品みたいに繊細で丁寧に過ごしていくのに憧れます!2023/12/16

柊子

5
可もなく不可もなく。野球の話なので、ワクワクしたけど、イマイチ。ファンタジーではないストーリーで、読みたかったな。2025/05/18

遠い日

5
トモル、小5のひと夏。野球が大好きで、海への憧れを持って、おばあちゃんの家にやってきた夏休み。ただし、おばあちゃんちは山の中だ。15歳のめぐるとの出会いが、トモルに海を感じさせるようになっていく。海の気配、水の感触。不思議な夢を巡ってトモルの成長が追われる。きっとめぐるはトモルにこんなにも会いたかったのだとわかるや、切なさといじらしさがこみ上げる。生きていることの唯一無二の意味。自分だけの海をトモルは抱いて生きていく。家族の愛が輝いている。#NetGalleyJP2023/12/08

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