幻冬舎単行本 長生きは小さな習慣のつみ重ね 92歳、現役看護師の治る力

著者名：川嶋みどり【著】

幻冬舎（2023/12発売）

• ISBN：9784344041875

内容説明

看護の世界で75年、生と死に向き合い〝人間らしく生きる〟ことを問い続けてきた92歳の現役看護師。生命を輝かせ自己治癒力を引き出すには、あたり前の暮らしを見直すこと。ぴんぴんキラリ健康長寿の秘訣決定版。


【目次抜粋】
１章　毎日をあたり前に生きる
・命を縮める生活習慣病。病気はあなたがつくっています
・コロナの教訓。高齢者の治る力が弱まった
・我慢はしなくていい。生命力が弱まりますから

２章　生きづらさをどういやすか
・くよくよしない。できない自分を認めてあげて
・どんな状況でも自分らしさを捨てないで
・挑戦するエネルギー、もっていますか？

３章　人はなぜ病気になるのか？
・生命力の消耗を最小限に抑える。それが看護の役目です
・日々の営みができないと人は病気になります

４章　手をあてて、心を想う
・人間はいつか死ぬ。でも生ある限りあきらめない
・明るい会話、温かい会話を心がけていますか？

５章　「医は仁術」は本当です
・私は少々のことでは薬や医療に頼らずに生きてきました
・名医はよく聴き、よく説明してくれる

６章　老いを迎え討つ
・「加齢」と「老い」は違う。老いは認めた時点で加速します
・子どもは親のことを知りません。だから嫌がられても話せばいい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[愛]

「ピンピンコロリ」ではなく、「ピンピンキラリ」で最期まで輝きたい❗とあり、胸に響きました✨いい言葉ですね🎵

2024/06/25

[mietreky]

92歳の現役看護師が説く「健康長寿の秘訣」をまとめた実践的エッセイである。著者は75年にわたる看護経験から、人は「病気になるのではなく、病気をつくっている」と。大切なのは特別な医療技術よりも、毎日の暮らしの中にある小さな習慣だ。無理な我慢は生命力を削り、逆に笑顔や会話といった温かな交流が治癒力を引き出す。さらに「加齢」と「老い」を区別し、年齢を理由に諦めない姿勢を強調する。読者にとって本書は、薬や治療に頼る前に見直すべき「暮らしの教科書」と言えるだろう。「ぴんぴんキラリ」と年を重ねるヒントが詰まった一冊。

2025/08/18

[kaz]

終活と言うよりは、人生訓に近いかもしれない。一つ一つの言葉が身にしみる。図書館の内容紹介は『健康とは肉体ではなく、日々の暮らしが健やかであるということ。病があっても、不自由があっても、当たり前の毎日を生きる－。92歳現役看護師が、手当の奇跡、生きづらさのいやし方、病気になる理由などを伝える』。

2024/07/21

[せいせん]

10年後ぐらいに　もう一度読もう。

2024/07/04

[きよりん]

人生の指南書ですね。

2025/08/22