ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 誰も悲しまない殺人

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ハヤカワ・ミステリ文庫
誰も悲しまない殺人

  • ISBN:9784151858512

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内容説明

顔を撃たれ殺されたリジー。リジーは町の野球チームのエースを引退に追いやったために嫌われており、町の誰もが彼女の死に同情しない。ある事情でリジーと結婚した元エースが失踪し、警察は彼が犯人とみて捜査を行うなか、彼女が接点不明の有名インフルエンサーに別荘を貸していたことが判明し。解説/村上貴史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

64
湖畔の貸し別荘で発見された女性の遺体。鼻を切り取られ顔を蹂躙された死体は体の特徴からコテージの持主リジーだと確認される。町の嫌われ者だったというリジー。バード刑事が捜査を始めるがリジーの夫のドウェインの失踪、別荘を借りていた金持ちのインフルエンサー夫婦の不審な動き、つじつまの合わない出来事が彼を悩ませる。いったい何がどうつながるのか?リジー視点から語られる過去、バードによる捜査状況、金持ちの妻エイドリアン視点の現在。読み手に真相が見えたと思わせてからひっくり返す二段構えのラストが鮮やかな異色のミステリ。2024/02/03

空猫

33
よそ者ーと言うだけで村中から嫌われていたリジーが殺された。犯人はすぐに知らされて、話は彼女の生い立ちと共に、何故こんな殺人事件が起こるに至ったのかを語る事で進む。ほうほう。あ~あれもこれも伏線だった。久しぶりに見事などんでん返しを堪能できた。ツッコミどころは多いが読ませるから良いのだ。ネタバレになりそうで多くを語れないが、ただ「接着剤」は無い。2024/02/13

ハスゴン

29
こう言った嫌われ者が殺されるパターンはミステリとしてとても良いですね。 2024/07/13

まぶぜたろう

20
「もう死んでいる」女性「リジー」の一人称は容易にその顛末が予測できるが、それが悪いわけではない。意外性よりも、リジーのこれまでの人生と人物像を描き出すことが眼目だからで、これが読ませる。ハイスミスのようでありながら、クールに登場人物を突き放すのではなく、生々しく、時に生理的な嫌悪感さえ覚えさせる文章がいい。その中で私たちはリジーの強さと弱さに惹かれていく。それが後半のヒリヒリした倒叙サスペンスにつながる。うまく行き過ぎでない?という批判をものともしないほど彼女は魅力的だ。傑作。(◯◯◯●●●)2024/04/05

四弦桜

17
これ本当に翻訳本?と思わされるほどの読みやすさ✨ しかし物語は終始重たい… 途中で真相に予想はできたものの、明かされるのは中盤。 それからのサスペンスはドキドキハラハラしながら読めました😊 ミステリとしては少し物足りなかったかな🤔2024/02/06

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