内容説明
「まちづくりを考える,はじめの一冊」
人口減少,環境破壊,グローバル化…私たちの住まう都市はいま,数多くの課題に直面しています.そのなかで,課題を正しく把握し,都市のあるべき姿を見定め,どう実現していくかを考える都市計画の重要性は,ますます大きくなっています.
本書は,都市とは何か,計画とは何かから始まり,
・現代都市の抱える課題とは?
・目指すべき都市の姿とは?
・その実現に向けて活用できる制度や手法とは?
などをやさしく解説.よりよい都市の未来を実現するための,まちづくりの考え方が身に付きます.
第2版では,社会のデジタル化やSDGsなど最新の話題も取り上げたほか,フルカラー化により,さらにわかりやすくなりました.
目次
1章 はじめに―なぜ都市ができるのか
2章 現代都市の問題
3章 都市の進化とプランニング
4章 計画概念とプランナー
5章 暮らしを支える都市
6章 豊かな都市空間を考える
7章 持続可能性(サステイナビリティ)に取り組む
8章 都市計画の基本的な制度
9章 都市の再構築
10章 都市をコンパクトに
11章 スマートシティからメタバースへ
12章 合意と担い手
13章 これからの都市づくり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsumi_SAKURADA
0
都市計画の入門書は、関係者に実務者が多いせいか制度の解説が中心的な場合がみられますが、本書は現状からの問題提起とその背景を主として論じています。分厚くなくてカラーで全13章と、(値段を除き)大学の教科書本として重宝しそうな構成です。果たして貧して鈍する日本の各都市は、経路依存的な問題の解決か、少子高齢化による人口減少ゆえの消滅か、どちらが先になるでしょうか。2025/05/08
0
薄い本なので内容も簡単かなと思いましたが、なかなか凝縮して詰まっている気がします。読んで良かった。スプロールがそこまで問題かと思っていましたが、整備が追いつかず、単純にインフラ整備の点で効率的でないというのはその通りだなとなりました。日本の都市景観に統一性がないのが景観上悪いかどうかは、個々人の感性の問題な気がしますが…。最後の方の、ありがちなコンパクトシティ案への指摘(拠点を集約する、規模を縮める)も参考になります2025/01/22
-
- 電子書籍
- ワンワン物語 ~金持ちの犬にしてとは言…
-
- 電子書籍
- コンビニ2020年11月号 - 加盟店…
-
- 電子書籍
- 自然災害からいのちを守る科学
-
- 電子書籍
- 音から単語の意味がわかる!ネイティブ流…
-
- 和書
- パズル・パレス 〈上〉