もう一人の芭蕉 - 句文百韻でたどる曽良本『おくのほそ道』

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もう一人の芭蕉 - 句文百韻でたどる曽良本『おくのほそ道』

  • 著者名:有本雄美
  • 価格 ¥4,455(本体¥4,050)
  • 平凡社(2023/12発売)
  • ポイント 40pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582839418

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内容説明

『おくの細道』は、連歌の形式である「百韻」で構成されている。これまでの研究では示されなかった、新しい松尾芭蕉の読み方。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

108
「おくのほそ道」に、こんな読み方があったかと感嘆する。著者は、冒頭の「面八句を庵の柱に懸置」という言葉から、この作品が、連歌の伝統である「百韻」の形式を踏まえたもの(しかも、韻文と散文が美しく調和した「句文百韻」)ではと仮説を立てる。曾良本の芭蕉自身による朱筆を分析し、各折のテーマを見つけてゆく著者の作業が詳細に記述されているが、読み進むにつれて、その仮説の蓋然性が浮き彫りになり、恰も推理小説を追うような知的興奮に満たされる。大阪ガスの副社長を経て、69歳で文学研究者の道に入られた著者畢竟の集大成である。2023/12/13

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