内容説明
気楽に、面白く読める!
労働の場面で起きるたいていの問題に対処可能になる!
就職活動中の方、一般の会社員の方、そして経営者の方も含めて、最低限知っておくべき労働法の内容を実用的にわかりやすく解説!
「本書は一般の労働者や経営者が最低限知っておくべき労働法の内容について解説したものです。
本書の内容を理解すれば現実の労働の場面で起きるたいていの問題に対処可能になるような実用的なものを目指しました。
何よりも『気楽に、面白く読める』ものを目指しましたので、具体例を引いたなるべくわかりやすい解説を心がけましたし、関係するような余談やコラムも折に触れてつけるようにしました。楽しんで読んでいただければ嬉しいです。」
(本書「はじめに」から)
目次
第1章 えっ、労働法ってなに?
第2章 労働者と使用者って?
第3章 労働条件は何によって決まるの?
第4章 採用される・採用する時には何に気をつけるべき?
第5章 働きすぎない・働かせすぎないぞ、 絶対に!
第6章 大事な大事な給料の話
第7章 人事異動ってどういうこと?
第8章 女性が働きづらい日本。 そんなんじゃダメだ!
第9章 断固、許すまじハラスメント!
第10章 労災って何だ?
第11章 「クビだ!」ってあり?
第12章 「非正規労働者」はこれまでと違う!
第13章 労働組合はオワコンなのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もけうに
5
予想以上にわかりやすく面白かった。文章にもユーモアが効いており、頭に入り易い。コラムでは著者の実体験も綴られており、専門書には無いリアルさがある。学生時代政経で習った内容と違うと思ったら、労働契約法は2007年制定なのね。道理で社会科系科目は学年1位常連だった私(自慢)がピンとこないわけだ。判例法理を成文法にしたのが労働契約法ということかな。内容的には知っていることが多いが、説明がわかりやすいので理解が深まった。判例を読むのも面白いが、青地・青文字に青の傍線はどうかと思う…。2024/08/06
もてぃ
2
慶応大学の労働法の講義をもとにまとめた本らしく、法律の条文→関連する判例→筆者の解説(条文・判例の解釈や社会での具体的な運用の話)、という流れを繰り返す形で論が展開され、関連する判例が豊富で興味深いし法律条文や判例への解説も柔らかくて分かりやすかった。特に最高裁の画期的な判例に関しては筆者の解説がなんとも楽しそうで、法律の門外漢には法律や判例ってこういう風に読み解くものなのか…と新鮮で興味深かったのも良い。なにより労働者の権利保護に親和的で社会の進歩として前向きに捉えている筆者の姿勢も良かった2025/06/08
しおうり
2
わかりやすい本。題名通り!2024/05/09
inahiro020
1
字が小さくて読みにくいけど 内容はわかりやすい。 著者のいい人柄がかいまみれ 好感のある良い本でした。 2025/02/19
どっち
1
Xで「子育てはいつが大変か」というpostにお子さんが職場でパワハラ(だったか?)にあい今が一番大変…といった趣旨の返信を見たことから、この本を手にした(子供が数年後就活)。自分も会社員だが知らないことばかりで大変勉強になった。判例は読み飛ばしてもまあ問題ないし、途中のコラムも面白い。掛け合いはちょっとシュール。”日本では正規雇用労働者の解雇はほぼ不可能”この記載に、JTCの限界を感じたがちょうど自民党総裁選で争点になり少し変わることもあるか、気にしていく。メモあり、図書館本。2024/09/01
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