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内容説明
壁も溝も、自分のやり方で越えていく!
エミーは、生まれつき脊椎に障がいがあり、車いすで学校生活を送る12歳の女の子。車いすで宙に舞い、大ジャンプをキメるモトクロス選手にあこがれて、放課後は自宅の庭にあるパパ手作りのジャンプ台で練習を重ねている。
しかしエミーが乗っている「車いす」は日常生活を送るためのもので、大ジャンプをものにするためには、モトクロス用の高性能な車いすが必要。
そこで、親友のアレエと一緒に、二人それぞれの夢を叶えるため、手作りのバッグや拾い集めてきた木の実や植物を売るオンラインショップを運営し、売上は上々。特にバッグは、車いす使用者目線の便利グッズとしてファンも獲得し、コツコツと着実に、夢に向かってつき進んでいた。
そんなある日、学校でエミーが「転倒」した。
学校の支援の対応はエミーの望まぬ方向へ進んでいき、友だちや家族との関係までギクシャクしていく・・・・・・。
「人は知らないことについてはまちがいをおかすものだ。だから、対話し続けるんだ。人に伝えて教えて、そして人から教わるんだ」という作中のセリフが胸にしみる感動作。
アメリカ学校図書館ジャーナルの優秀作品に選出された児童書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
72
児童書。YA。生まれつきの脊椎の病気で車いすに乗っているエイミーは、車いすモトクロス用の競技車椅いすが欲しい。幼なじみのアレエと一緒にネットショップでお金を稼いでいる。なんでも自分で出来るエイミーは、親切心で車いすに触ってくる人が苦手。ある日、学校のスロープで転倒したことから、無理解な介助員を付けられてしまった▽誰のための親切?介助員を付けるより、バリアフリー設備が必要。車いすモトクロスWCMXを初めて知りました。競技用は別物じゃんてツッコミは置いといて、エイミーの頑張りには好感。2023.12刊2024/01/20
飲も飲も
4
車いすモトクロスにあこがれている12歳の少女。学校のスロープで転んでしまい、介助員をつけられてしまう。介助員をつけるより、バリアフリーの設備。一番大切なのは当事者が何を必要としているか。2024/02/02
decomo
3
実話がもとになっていたんですね リアルだなとは思ったけど いつも思うのは本当に必要な支援なのかって事 インクルーシブも難しい エミーはとても素敵 お話としてはとても気持ちいい終わり方でした 問題提起もしているなあと思いつつ読了2024/06/06
︎💓ひかる💓
3
私は12歳のエミー。今日こそ車いすでエアジャンプをキメてやる!お父さんが手作りしてくれたジャンプ台で練習してるがコケて頭をを打ったらしい…あれぇ?アレエは親友だ。パパはジャンプ台での練習は反対している。エミーが心配なのだろう。ん~~無理だわ想像とはかけ離れた内容だった残念。2024/01/27
kirin100
0
車椅子モトクロス、知らないなあと思って手に取ったけど、読み進めるうちにエミーの努力や葛藤がぐいぐい胸に来た。当事者主体の支援の大切さ、難しさを思う。おすすめです。2024/02/24
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