内容説明
各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた子ども時代を、三谷幸喜に理想の〈作戦もの〉とは何かを、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳することの困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、それぞれはじめて話してもらいました――〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をW受賞した評論家による他に類を見ない贅沢なインタビュー集が待望の文庫化。本書では新たに、北村薫に「良き読者」であり続ける秘訣を訊ねています。/【目次】各務三郎「ミステリがオシャレだったころ」/皆川博子「皆川博子になるための136冊」/三谷幸喜「理想の作戦ものを求めて」/法月綸太郎「本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?」/石上三登志「札付きファンのミステリの接し方」/松岡和子「戯曲を翻訳する幸せ」/和田誠「バタくささのルーツを探る」/北村薫「良き作品の良き読者であるために」/あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
図書館本。2002年にフリースタイルから刊行された単行本に、北村薫へのインタビューを追加して文庫化したもの。各務三郎には、早川書房入社の話しから始まり、当時、『ハヤカワミステリマガジン』編集長だった常盤新平から、「資料は自分で買え」、<自分で買わないと身につかないし、そうでないと、会社の言うままになるぞと。とにかく、資料は自分で買って、自分で勉強して、それでアルバイトもやれと(笑)>と言われたそうです(初任給が2万円だった模様)(続く。2024/07/09
Inzaghico (Etsuko Oshita)
10
2002年の単行本にボーナストラックとして北村薫のインタビューを追加して、オリジナルのタイトルに三点リーダーをひとつ追加して(笑)文庫化。 これだけジャンルが違うインタビューイーが集まっているのに、それらを貫くものが抜群に面白い。それは、小森もあとから気づいたというが、「欧米の文化の影響下で発想することの実際」だ。 北村薫が熱弁を振るっているイーディス・ウォートンの「ローマ熱」が俄然読みたくなった。ググったらオリジナルのPDFがあったのでダウンロードした。こういうときにネットの力に深く感謝する。2024/01/20
GO-FEET
5
《和田 『アニーよ銃をとれ』は実話――バッファロー・ビルのワイルド・ウェ スト・ショウ――に基づいていて、西部をテーマにしたサーカスなんですね。だけど、あの中で歌われる「ショウほど素敵な商売はない」は、西部とかサーカスとかピストルを撃つとか、そんな言葉が出て来ない。客の拍手がよくてとか、客の入らない日もあるとかね。これはワイルド・ウェスト・ショウだけではなくて、あらゆるショウ・ビジネスに使える歌なんです。これも、観たときにそんなことを考えてるわけではないけど、ちょっと経ってから、あ、そうなんだと思ってね。2024/06/28
鈴木 千春
4
タイトルに惹かれて図書館で手にした。 それぞれ著名人だけど、イキナリ戦前の翻訳ミステリーの作品の細かな描写にアレコレ言われても(困) (しかも、理解出来ないからか、インタビュー形式だけど、知識自慢合戦かいの感😓) 「趣味は読書です。」と言ってるのに、誰一人記憶にない翻訳物は、横文字アレルギーにて、超有名作品以外は、極力読まない私 ただ、三谷幸喜氏、和田誠氏は読んで共感。 やっぱり私は、楽しんで!気楽に!(時間つぶしに)共感したり、コチラの気持ちを優先してくれる読書をしたい。 さぁ楽しい読書しよ〜2024/02/04
きつねねこ
3
カーやクイーンに(過剰に?)肩入れする北村薫氏に破顔してしまう(私はクリスティも好きだが)。俄然読みたくなったのが、北村氏が強く推す「ローマ熱」。近くの公共図書館の蔵書検索で百年文庫の「都」に収録さてれいるらしいことを確認。これは借りなければ。2024/10/16
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