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内容説明
「原子力明るい未来のエネルギー」が夢ある標語だった双葉町は、原発事故で誰もいない町に。そこで生まれ育ち小6時に標語を考え、事故後は町の現実を記録し続ける大沼さんの想いや決意、原発の町の教訓を伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
45
あの日から10年。状況は良くなっているとは言えない。政治屋は、復興という言葉で飾るだけなく、忘れ去ろうと、無かったことにしようとしている。この事実に、目を背けてはいけない。2021/02/20
ヒラP@ehon.gohon
28
原子力爆弾には反対しつつ、原子力発電は社会を「明るい未来」に導く希望だと思わされてきた自分たちが、大きな勘違いをしていたことに気づかされたのは、大自然の起こした大災害からでした。 あの日から10年経った今、「復興」という言葉で封印されつつある現実をこの本で突きつけられました。 人はどうして都合の悪いことを忘れようとするのでしょう。 あれから10年、確かに復興はあり、社会は元気になってきたように見えるけれど、良いところだけを見ようとすることが、決して良いことではないと、この本で反省させられました。 2021/03/27
遠い日
13
「それでも「ふるさと」あの日から10年」シリーズ。福島県双葉町。原発で栄え、原発に暮らしを奪われた町。「明るい未来」をうたった標語が残酷な事実を隠すように取り外されていく。住民のいない荒れ家も商店も取り壊されていく。変る風景に、ふるさとの姿が上書きされる。それは新しいふるさとではなく、見知らぬ更地。向こうに見えるフレコンバッグが異常な光景に映る。子どもたちに伝えるべきものは何か。真実を見せたい、残したいという大沼さんの願いの発信は重く、けれども、目を逸らさないという覚悟を頂いた気がするのです。2021/04/27
ヒラP@ehon.gohon
12
【再読】大人のための絵本2022/04/12
てぃうり
5
標語の看板を前に防護服に包まれたお二人に冒頭から凝視した。本当の明るい未来とは、本当の復興とは、なかったことにはできない。『いぬとふるさと』を読んだ後にこの本を読み、まさにリンクした。2021/05/23




