王様文庫<br> 眠れないほどおもしろい紫式部日記

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王様文庫
眠れないほどおもしろい紫式部日記

  • 著者名:板野博行【著者】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 三笠書房(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784837930679

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内容説明

2024年NHK大河ドラマで話題!古典ロマンシリーズ累計50万部の著者が『紫式部日記』の世界をわかりやすく解説する本。今をときめく『源氏物語』の著者として女房デビュー!仕えたお方は、あの藤原道長の娘、中宮彰子。内気な紫式部を待ち構えていたのは、先輩女房たちの冷たい視線…。中宮彰子の出産立ち合いでは気絶寸前!「厭世観のループ」にはまって出家したくなったり、家柄意識むき出しの同僚にゲンナリして「天然ボケ」に戦略的キャラ変したり、清少納言を辛辣に批評したり、上司の道長に振り回されたり…。紫式部の「心の叫び」が聞こえてくる「お仕事奮闘記」としても共感必至の『紫式部日記』。藤原氏の栄華など当時の時代背景はもちろん、加持祈祷や宮中儀式、装束や調度品などのミニ知識も満載。マンガも入って古典になじみのない読者にも楽しく読み進められる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

59
ドラマとアニメの『平家物語』を見た時も「平なんたら多すぎて訳分からん!」と指南本を買いました。勿論、『光る君へ』の「藤原なんたら多すぎ!」とイケメン4納言の関係性等を知っておく為に。ちなみに、案内は恋多き女、和泉式部が語っております。紫式部じゃないからね。そもそも、藤原とはなんぞや?なんでそんなに権力争いに必死なんだ?と言う疑問に関してはとても分かりやすかったと思う。式部がとても実資リスペクトしてる理由も良い。これは「小右記」を是非読みたいし、他の方の解説の紫式部関連本も読みたい。2024/03/29

Sato19601027

58
理解が進む解説書で、参考書としても使える。一条天皇の中宮彰子の出産の記録(寛弘5~6年)として書かれた日記と彰子に出仕していた女房たちの人物評価が書かれた手紙部分で構成される「紫式部日記」の現代風解説書。初心者にとって理解が進むように和泉式部が若者目線で解説しているとの体で書き進められている。この本を読む直前まで冲方丁著「月と日の后」を読んでいたため、日記が書かれた背景や、中宮彰子の生涯を分かった上で、頭の整理も兼ねて、面白おかしく読み進めることが出来た。2024/04/03

おたま

45
高校の日本史の時間に、藤原道長や紫式部のことは習ったはずなのに、まったく記憶に残っていない。今回大河ドラマ『光る君へ』を観て、その人間関係や平安時代の貴族の暮らしが分からなくて、いろいろと読んでいる中の一冊。ここでは和泉式部がナビゲーターとなって、『紫式部日記』にまつわる平安時代の貴族の様子を紹介してくれている。(『紫式部日記』については、それほど詳しくは触れていない)登場してくる人物がほとんどドラマの俳優に変換され、その分具体的に相関関係が分かってよい。和歌の味わい方も、興味をもつことができた。2024/04/22

花林糖

16
図書館本。『紫式部日記』の補足・解説書、所々に四コマ漫画も有り。堅苦しくなく軽く読めて楽しく読了。本書のナビゲートは和泉式部。国民の平均収入を400万円とすれば、従五位下(受領)の年棒は4~5億円。2024/03/05

えつ

15
あまり興味のない『紫式部日記』でしたが…!!!これを読んだら、あれ、もしかしたら面白いかも?と思えた。もう少し、紫式部日記関連のものを読むのも悪くないな〜。この作品は、和泉式部がナビゲートしてくれるから読みやすさもあったのかな??面白かったです。でも、やっぱりあわいさんのイラストじゃなかったら手には取らなかったと思うから、装丁って大事だね。2024/03/20

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