内容説明
※本電子書籍は、紙の書籍『田中角栄 魂の言葉88』(2016年6月刊行)に掲載の写真を割愛した、テキスト版です。◆「おれだって平穏無事がいい。しかし、避けられない運命ならば決して逃げ出さない――」「コンピューター付きブルドーザー」と称された希代の政治家、田中角栄。彼が総理大臣を務めていた時代から、すでに40年余りが過ぎた。だが、ここにきて“角栄待望論”が日本列島を席巻している。それは、「日中国交正常化交渉」にみる「実行力」や、敵対勢力の人間まで虜にしてしまう圧倒的な「人間力」を、時代が再び求めているからに他ならない。角栄が残した言葉にはどんな時代にあっても変わらぬ「人間の真実」と「珠玉の知恵」がある。本書では、角栄の人となりに迫る“魂の言葉”とも言うべき名言をセレクトして、解説を加えた。〈人を動かす〉〈運を呼び込む〉〈決断と実行〉〈「情」と「理」を知る〉〈清濁あわせのむ〉…など、計7つのテーマで全88語録を収録。当時を知る貴重な写真も多数掲載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
33
人を引き付けた理由が垣間見えました。問題はある部分はありますが、魅力的であり信念を感じます。混迷の現在において必要とされるタイプと感じました。2023/02/19
馨
25
田中角栄氏の生前の名言(?)集。凄いまっすぐな人だし、裏表がなくてどストレートな方だったことがわかります。言葉1つ1つがとてもカッコイイし筋が通っていて納得しっぱなしでした。今自分の職場で一緒に働いている憎たらしい同僚全員にこの本に書かれている言葉を読んでほしいぐらいです。田中角栄氏みたいな上司がいたら良いのに(笑)。2016/06/24
森林・米・畑
21
コンピューター付きブルドーザーと言われた田中角栄元総理大臣。頭が良くて実行力溢れたからそう呼ばれたのか?今生きてたらどんな活動するのか見てみたい。 一言一言インパクトがあり納得させられる。『めしは食ったか?』めしを食わねばいい仕事が出来ん。これは基本だ。2022/01/06
ベローチェのひととき
17
本屋さんを物色していて気になって手に取った本。田中角栄が語った88の言葉とその言葉にまつわるエピソードを綴った本。田中角栄という人は金には固執したかもしれないが、立派な政治家だったんだなとつくづく感じた。学生の頃、角栄の金に関する問題が浮き彫りとなり、角栄の当落が全国の関心を集めた当時の選挙で、越山会が一致団結し驚異の得票数で当選したことを覚えている。凄い人だったんだなぁ。2022/09/14
やな
14
求む!角さんのような人(# ゚Д゚)2016/08/11
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