色の物語 青

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色の物語 青

  • ISBN:9784798181066

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内容説明

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青について深く知りたい人に。青の歴史をたどる旅

◆巨匠たちが好んだ青の秘密
葛飾北斎の好んだ青の秘密。ゴッホが神の色とあがめたコバルトブルー。ピカソによる美しくも陰鬱な青。モネの青い睡蓮は、多くの作家に影響を与えました。
美術史において、青という色の影響力は計り知れません。本書では、青を用いた著名な美術作品のビジュアルを多数掲載、青色と美術作品の切っても切れない関係を、気鋭のフランス人美術史研究家が解説します。

◆青の成り立ちと歴史を知る
ラピスラズリのような鉱石、インディゴやパステルといった植物による青など、さまざまな青色の由来について紹介。
主要な青色色素のルーツを世界地図上で俯瞰できるほか、天然色素や合成色素からどのように絵の具として使える色になっていったのかまで、図解でわかりやすく紹介しています。

◆構成(抜粋)
アートの中の青/青の世界地図/青のバリエーション/アメンホテプ3世のスフィンクス/手紙を読む青衣の女(フェルメール)/神奈川沖浪裏(葛飾北斎)/星月夜(ゴッホ)/大水浴図(セザンヌ)/自画像(ピカソ)/青い睡蓮(モネ)/青い裸婦 III(マティス)/とても大きな水しぶき(ホックニー)/空の青(カンディンスキー)ほか

◆「色の物語」シリーズ
その色はどこから来て、どこへ向かうのか。古今東西文明のなかで、さまざまな意図で使われてきた「色」の歴史とストーリー、影響力を、名だたるアート作品の美しいビジュアルでたどる。地図や図解、年表等のグラフィックも豊富に盛り込み、多彩な角度からの解説が特徴。本書はその第一弾。続編として「ピンク」「黒」「赤」「ゴールド」刊行予定。

【著者について】
ヘイリー・エドワーズ=デュジャルダン
美術史・モード史研究家。エコール・デュ・ルーヴル、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業。キュレーター、フリーランスのライターとして、ヴィクトリア・アンド・アルヴァート美術館の調査事業や展覧会に協力するほか、個人コレクター向けのコンサルタントとしても活躍する。ギ・ラロッシュのメゾンのアーカイブ部門の設立を手がけた。パリでモード史、ファッション理論の教鞭をとる。

【翻訳者について】
丸山有美 Ami MARUYAMA
フランス語翻訳者・編集者。フランスで日本語講師を経験後、日本で芸術家秘書、シナリオライターや日仏2か国語podcastの制作・出演などを経て、2008年から2016年までフランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌「ふらんす」(白水社)の編集長。2016年よりフリーランス。ローカライズやブランディングまで含めた各種フランス語文書の翻訳、インタビュー、イベント企画、イラスト制作などを行なう。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

15
「青」「蒼」「藍」「碧」。「あお」の返還でも色々な文字がでるが、人類は歴史の過程で様々な「BLUE」を発見してきたという。オビには「北斎の青はベルリンから来た!?」とある。図版が多く、楽しい。2025/02/12

ヒロセ

8
図書館本だったので、さくっと読んでしまいましたが、本当は本棚に置いて、たまにパラパラめくって絵と色にまつわる言葉の数々を味わうのが良さそうです。2024/03/28

やん

1
図書館で見かけて。絵画の解説が断定的かつ物足りない気もしたけれど、色をテーマにした絵画集はあまり見かけないのでなかなかよかった。青い色素や絵の具についての解説もある。本の大きさも気軽に手に取れるサイズなのがいい。ピンクも借りているので次に読む。色についていろいろ学んでみたくなった。2025/02/11

kaz

1
切り口が面白い。図書館の内容紹介は『葛飾北斎、ゴッホ、モネ…。芸術家たちを魅了した青という色。気鋭のフランス人美術史研究家が青色の歴史と物語を、著名な美術作品のビジュアルとともに解説。青色への理解が深まり、身につき、語れるようになる一冊』。 2024/07/11

Mimi

1
神聖な天空の色、青。 青は中世では温かみのある色だと認識されていたことや、ゲーテの色彩論(1810年)では青を暖色、黄色は寒色としていることを初めて知って面白かった。また古代ローマでは野蛮な色として扱われていたのだとか(今見えている世界を1度疑って本物の色を見てみたい) 以下、心奪われるほど美しかった作品をメモ ▪黄金の島(アンリ=エドモン・クロス) ▪プロヴァンスの風景(ニコラ・ド・スタール) ▪海辺の修道僧(カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ) ▪"大地はオレンジのように青い" ポール・エリュアール2024/06/07

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