- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きゃれら
13
書店の心をテーマにした棚では必ず平積みがある著者。初めて読んだが、200ページにわたってほとんど同じことが繰り返し語られていた。なんでも不満を持ち、周りに怒りをぶつける人は、その人の内面に問題があり、過去の憎しみの蓄積がそうさせるのだ、そこを解決しないと晩節を汚しますよ、とのこと。「老いと成熟の心理学」と帯にあるが学と呼べる内容はなく、智慧のある人のお話というところだ。それはそれでためにはなるけど、ラジオで聞ければ十分だと思います。2024/08/29
いちご
4
アドラー心理学。虚栄をすてる。自分を知る。小さいことを丁寧にする。自分がどれだけ人に助けられているかを認識する。2024/11/16
逍遥遊
2
24-3-20240825 ぶつ切れ感が否めないものの、書いてあることは理解できる。心の持ちようによって、幸せにも不幸にもなれますよってことだね。2024/08/25
ふじひろ
2
加藤締三は若いときに読んだ覚えがあるのだが、ちょっと説教くさいんだなと思っていたのだが、今読んだらどうかなと思っていた。いくつか残る言葉はあったけど、同じフレーズの繰り返しが多くて、そこは残念。 ・ほとんどの人は自信を持ち、リスクを冒しさえすれば「我が人生に悔い無し」を成し遂げられる。とはしがきにあるが、これがメインメッセージ。これが繰り返し告げられる。 ・後悔して死んでいく人は失敗を恐れて何もしない・現実から逃げないで生きてきた人が美しき老年・・等。★3.02024/02/26
Go Extreme
2
人生に悔いなし:失敗しない≒新しいことを試みたことがない 攻撃型ノイローゼ=日抑制型 躊躇ノイローゼ=抑制型 神経症的野心 心の柔軟性 視野≒意識領域拡大 興味と感心の覚醒 他人の幸福を祈る→鬱にならない 仕事・勉強の逃げ口実 老いは凋落よりも成熟 老いを認められる人:美しき老年=成熟+死への心構え 内転的凝縮成熟 基準変更 長命≠長寿 英雄末路哀れなり 老いても幼稚・晩節を汚す人:自分に否定的≒相手の言葉に深く傷つく 深刻な劣等感→誇大な自己イメージ ACE性格・起こる前になぜ? 幸福←不幸を受け入れる2024/01/30
-
- 電子書籍
- ワンダル・ワンダリング!外伝 電撃コミ…




