父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

  • 著者名:スコット・ハーショヴィッツ/御立英史
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • ダイヤモンド社(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478109908

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内容説明

「自分とは何か」から「宇宙の終わり」まで、哲学の最重要問題を一気読み。イェール×オックスフォード卒の異才教授が渾身の力で解きほぐした、史上最強の哲学書! 権利/罰/復讐/真実/無限……「最もシンプルでわかりやすい言葉」で、哲学がするする頭に入る前代未聞の哲学書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

57
邦題はひどいが中身はとても面白かった。原題は『意地悪で粗野で短い:子どもたちと哲学で冒険』。小さな子どもが毎日ぶつかる切実な問題-権利、復讐、罰…などを法哲学者の親が一緒に考え(「考える技術」を身につけてもらい)また議論を大人の関心事へと発展させる。子どもの日常から哲学の命題への接地がなだらかで実に巧み。法哲学系の「道徳」だけでなく、「自分」や「世界」へと繋がり、ジェンダーや差別、シミュレーション仮説や意識のハードプロブレムなども論じている。知的刺激たっぷりで面白かった。2024/04/01

踊る猫

30
この豪華さはどうだろう。いや、さすがにここまで網羅するだけあって結果的には「広く浅く」「薄口」になってしまっているんだけど、それでも「神の存在証明」「ハードプロブレム」から「ジェンダー」「真実」といった問題まで、さまざまな哲学的イシューを著者が自身の子どもと接した体験を踏まえつつ(つまり地に足の着いたかたちで)説いていく。実に平易で親しみやすい語り口にうなり、自分自身もここから関心のある問題についてさらっていきたくなる欲をたしかに感じる。久々に純粋な「哲学分」を満喫した、というか。やや男臭いのが玉にキズか2023/12/25

まゆまゆ

11
哲学者の父親と好奇心旺盛な二人の息子との会話を糸口にして、日常生活に潜む哲学的な問いに切り込んでいく内容。哲学とは考える技術である。子ども達が発する「なぜ」という問いにはときに本質をつく問いがあるが、大人がそれに答えられているか。なぜを掘り下げていく先に導かれる結論に答えはないかもしれないが、それでも問い続けるしか答えは出ない。2024/02/26

calicalikoume

6
子どもはすべてすぐれた哲学者。2024/04/14

じゅん。

6
子どもとの対話を通して日常に潜む哲学に目を向ける。かるく面白く読み進められるけど、色んなジャンル(神、無限、権利、言葉…)について色んな視点から考えるヒントを与えてくれる。にしても、子どもが可愛い。笑2024/02/20

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