新潮新書<br> ニッポンの闇(新潮新書)

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新潮新書
ニッポンの闇(新潮新書)

  • 著者名:中野信子【著】/デーブ・スペクター【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 新潮社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110146

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内容説明

明晰な頭脳と該博な知識で時代を分析する「脳科学者」と、テレビ界、芸能界を40年生きのび、いまや日米のメディアの表も裏も知る「謎のガイジン」。現代日本を覆う「コンプライアンス」や「忖度」が生み出した「タブー」をテーマに、二人がジャニーズ問題から統一教会問題までをも語り尽くすと――見えてくるこの国の問題点、目指すべき未来とは。「ニッポン」の周縁と中心を自在に往還する二人ならではの「異能対談」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

60
テレビで人気の二人のコメンテーターの対談本。冒頭デーブさんが、この対談のテーマは日本のコンプライアンス・忖度・タブーです、と記すも、対象は限定されず、ほぼフリートークの様相を帯びてくる。第一章「メディアとタブー」は、二人の主戦場のテレビに関するエピソードや裏話など、興味を惹かれるままに読み進む。以下、第二章の「炎上とリベンジの遺伝子」では、主として、日本の政治・経済・社会の事柄が、第三章「カルトの罠」では、現代日本の宗教を巡る様相についての二人の「見解」が示される。「ニッポンの分岐点」と題された第四章では2024/02/15

Carlyuke

40
新聞広告。本日購入後ずっと読み続け先ほど読了しました。印象に残った部分をランダムに。 観光について日本は自らおもてなしと言ったり意識しては良くない。無意識でいる方が飽きられない。日本の良さを自分で気付かずにいた方が良い。 カルトとは, 家族を崩壊させる方向に向かわせたり, 金儲け中心に活動するような宗教。二人の対談なのでそのまま読んだが宗教を一切否定しているように感じられて自分には残念。 今日本の分岐点で外国人がどれだけの割合になると日本が崩れるか, ティッピングポイント。 日本の曖昧なところ。忖度。2023/12/26

日の丸タック

36
改めてデーブ・スペクターのポテンシャルを目の当たりにした。知識の豊富さと観察眼、そして言語表現の的確さと素速さ!そしてなによりニッポンを愛している。 欧米から見たら日本人の不思議を遠慮なく正面からぶった斬るが、そこには必ず愛がある。 古き良きニッポンを外から見ているから余計に正しく理解している部分は大きい。 スティーブ・ジョブズ…アイホンが人間の本質を壊した部分もやや納得。多様性の時代、自分が好きなものだけ選んで成り立ち、他者と共有する必要のない環境。その全てが少子化に向かう!昔の夢が現代を壊したか?2024/03/13

宇宙猫

15
★★★ 「コンプライアンス」「忖度」「タブー」をテーマにした対談。言えない事も多いようで、こういうとこダメだよね~みたいな軽い内容で、デーブ・スペクターが凄い人という印象しか残らなかった。2024/03/18

ランラン

9
客観的に日本の闇というか世界の国と比べて異質なところは色々あると感じる。それは長所でもあり短所でもある。同調圧力や忖度、議論は避けるなどこの国ならではのしきたりみたいなものがある。皆がやっていること考えていることは正しくてそうでない場合は異質ととらえられてしまう。恨みや呪いを意識した国民性といえるのかもしれない。2024/03/18

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