内容説明
チケット即入手困難、渋谷を騒然とさせた伝説の展覧会、禁断の書籍化
展示された怪文書100点以上を大収録!
誰が、どこで、なぜ、この“怪文書”を書いたのか──
掲載されている「怪文書」は、全てフィクションである。
なぜこれほどしつこく忠告するかといえば、端的に危険だからだ。
──ダ・ヴィンチ・恐山
※この書物は普通ではありません
■怪文書(かいぶんしょ)
“ 意味不明な主張をしている文章のこと。
内容は誹謗中傷や被害妄想、非現実的なものが多い。
ほとんどが根拠不明で誤った情報を元にしている。”
──本当にそうなのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
進☆彡19@雰囲気重視
13
この本を閉じたとき、周囲の文書がすべて怪文書に見えてくる。世界が変わる。気をつけろ。2024/01/18
らきむぼん
5
渋谷で開催された展覧会の書籍化。かなりの数の怪文書を見ていくフォトブックのようだが、章ごとにテーマがあり収集者によるコメントが差し込まれている。我々読者はそれを見ながらいくつかの共通点に気づいていき、考察させられていく。書籍でも十分面白いのだが、展覧会に実際に行けたら最高に面白かったと思う。本書ではある程度整理されたものを一気に読むことができるためよほど察しが悪くなければ誰でも同じような答に行き着きそうだが、現場で仲間と頭を捻るような見方ができたらまた違ったかもしれない。怪文書の作り方が上手すぎる。2024/02/14
あじむ
5
考察型展覧会で展示された怪文書をまとめた書籍です。 何かを警告するような怪文書もあれば、意味の分からないものもあったりと、恐怖を感じつつも考察するのが楽しい作品です。 ネットの掲示板に投稿されたという形式にどこか釣りっぽさを感じるのは、ネット文化によく触れているからでしょうか。手書きや印刷されたものは、作り手がいるというものを意識してしまうというのもあるのかもしれませんね。 書籍という媒体で怪文書を楽しみましたが、実際に実物を見た方がもっと恐怖を感じたのかなと思いました。2023/12/23
そうちゃん
5
あーあ笑笑2023/12/17
みかん
5
目が疲れた。怖かったです。2023/12/13