集英社オレンジ文庫<br> ハイランドの花嫁 偽りの令嬢は荒野で愛を抱く

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集英社オレンジ文庫
ハイランドの花嫁 偽りの令嬢は荒野で愛を抱く

  • ISBN:9784086805292

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内容説明

15世紀末イングランド。伯爵令嬢でありながら庶子であり、姉が世間体の悪い死を遂げたために修道院に押し込められていたシャーロットは、ある日父に伯爵家の屋敷に呼び寄せられ、こう告げられる。「シャーロット。そなたに命じよう。エリザベスの代わりに嫁ぐのだ。スコットランドのハイランドへと」。スコットランドは当時、イングランドの敵国。そしてハイランドがどんなところか、シャーロットはまったく知らない。しかしシャーロットに背く術はなく、言われるままにエリザベスになりきるため、赤毛をブロンドに脱色し、着たこともないようなドレスに袖を通して結婚式に参列するのだが……。偽りから始まる、真実の愛。そしてシャーロットが見つけた幸せの形とは…?

目次

第一部
第二部
第三部

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
15世紀末イングランド。庶子の伯爵令嬢で、姉が世間体の悪い死を遂げて修道院に押し込められていたシャーロットが、異母妹エリザベスの代わりにスコットランドのハイランドへ嫁ぐことを命じられるファンタジー。背く術はなくエリザベスになりきって結婚式に参列したシャーロット。夫となるアレクサンダーとはお互い不器用ながらも惹かれ合う関係で、今後に向けた期待感からの急展開には愕然としましたけど、それでも諦めずに様々な思惑に振り回されながらも、可能性を信じ続けたシャーロットたちがしっかり引き寄せた結末はなかなか良かったです。2023/11/16

栗山いなり

6
修道院に押し込められていたシャーロットが敵国に嫁ぐ事になる西洋時代劇小説。色々な事が起こる中でシャーロットが成長し、最終的に幸せを掴んでいく物語は中々よかったと思ってる2023/12/23

万論

6
偽りの花嫁系。森りん先生の主人公の女の子は、いつも芯が通って力強くなっていく。今回も然り。成長を書いたものが多い。2023/12/01

よっしー

5
読み応えがあって面白かったけど、上下巻2冊くらい欲しかったかな。最後が少し駆け足気味だったので…。「身代わり」だけど実はその前に逢っている「運命の相手」でしたね。二人が段々歩み寄っていき、お互いが大切になる過程や、エリクやカイルといったサブキャラたちも良かった。2024/04/21

Tea Chayama

3
イングランド、スコットランド、地名は実際にあるものを使用されているが、架空の物語。 もしかすると、本当にあったかもしれない、と思わせてくれる物語だった。 2023/11/24

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