- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「後悔」には力があるーー
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力GRIT』著者)
スーザン・ケイン(『内向型人間の時代』著者)
ブレネー・ブラウン(『本当の勇気は「弱さ」を認めること』著者)
CNN、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、フォーブス、フィナンシャルタイムズ、NPR……全米メディア・ベストセラー著者大絶賛!
後悔することは、危険でもなければ、異常でもない。
幸福への道からはずれるわけでもない。
それはきわめて健全で、誰もが経験し、人間にとって欠かせない感情だ。
後悔しないことが正しい生き方だと思っている人は、この本を読んでほしい。
後悔とうまく付き合えば、未来に向けて行動を改善し、
よりよい人生を送る手助けになる。
後悔は、人間に希望をもたらすものなのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
84
な、なんと、「後悔の効用」について書かれていて大変驚きました。「後悔」はもはや『功徳』でさえあるかもしれないと思いました。2024/12/06
よしたけ
47
題名通り「後悔から人は学ぶ」がメッセージ。後悔という過去記憶から、類似事例遭遇でマイナス感情の痛みで意思決定ペースが減速し、情報収集等を慎重に行い、確証バイアスなどの認知上の落とし穴に嵌りにくくなる。興味深いのは、統合失調症や認知症など認知機能低下で後悔感情が生まれにくいという事実。「新年の誓い」に合わせ「旧年の後悔」もリストアップするという助言も面白い。また、人はやったことを後悔・修正しようとするが(傷つけた相手に謝る)、行動しなかった後悔こそ一日も早く解消すべき(新たなことに挑戦)と助言。2024/07/22
あつお
16
後悔の存在意義とその対処法を語る本。 ①後悔は一見ネガティブな感情に思えるが、過去の失敗を振り返り、未来へ進むための道しるべとなる。失敗から学ばなければ、同じ過ちを繰り返すだけである。②後悔には「基盤、勇気、道徳、つながり」の4種類があり、特に人間関係での後悔が多い。行動しなかったことが大きな後悔を生むため、勇気を出して行動することが重要である。③後悔を乗り越えるには、自分を責めすぎず、集中すべきポイントを見極め、セルフコンパッションを持って対処することが大切である。2024/09/06
majimakira
16
何年かに一度味わう、出逢えたことがその後の生き方を大きく左右する感触のある一冊。本書の四つの主要なカテゴリーの中では、「基盤に関わる後悔」が、自分の人生の中でもっとも大きい。正に脳内のタイムトラベルをして、未来の後悔と痛みを予測する試みが足りなかったと感じる。まだこれからも、よりよい人生を生きるために、そこから教訓を得て、一時的にダメージを受けつつも「行動に繋がる思考に活かすべき感情」としての後悔の最適化。貴重な学びとなった。また、自分の後悔に寄り添う過程でのセルフ・コンパッションもとても大切だと感じる。2024/04/29
ネロ
13
s-/人々の後悔が多数掲載されいる。例えば「母に貰ったフルートを売ってしまったことを後悔している」。それらに目を通すだけでも「後悔の力」を得られそうだ。 /後悔には種類があり、基本・道徳・勇気・つながり、に関する4つ。①基本:勉強や食事に気を使ってこなかったなど→複利を意識し"今"から将来を考えて。②道徳:次はもっと上手く正しく③勇気:言わなかった、行わなかったこと。→外交的に振る舞ってみる、始める、行く、誘う、やってみる④繋がり:電話、メール、思いを伝えよう2025/08/08