講談社の創作絵本<br> あしなが

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講談社の創作絵本
あしなが

  • 著者名:あきやまただし【作・絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2023/11発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061322387

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内容説明

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「いやなやつ」が「ともだち」にかわった日。
無責任なうわさに乗せられて、真実を見失いがちなわたしたちに、この犬たちは何かを教えてくれる。

すらりとした美しい犬、あしながは、のら犬たちからきらわれていました。
「でっかい家にすんで、すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
かっこいいけど、さいていのやつ──。のら犬のケンは、みんなのうわさ話を信じて、あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日、あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき、ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

70
「あしなが」は足も首もすらりと長くカッコイイ。あしながを見て、他ののら犬たちは近寄り難く、噂話ばかりしている。いわく、おやしきに住んでいるだろうとか、毎日ご馳走を食べているらしいとか。そのうちに、あしながはお高くとまっている、のら犬を馬鹿にしていると噂が広がり、果ては「子犬を誘拐して食べたらしい」という。だけど、のら犬のケンがあしながと喋ってみると、実は…。▽偏見や噂話で相手を決めつけてはいないか?ちゃんと自分で行動して、見て、考えることが大事。▽同じようなテーマでも皮肉無しで、こんないい話になる。2019/09/23

Natsuki

52
誰かから聞いた話ではなく、自分の目で見たことを信じる。指先1つで簡単にたくさんの情報を集められる今の時代に、思い出したい大切なこと。噂話って、びっくりするくらい話がてんこ盛りになっていくことがある。「···まちじゅうの みーんなが いってる···」みんなって誰だ?2021/05/02

ぱお

34
まめうし、たまごにいちゃん、へんしん○○・・・いつものあきやまさんを想像してページを開くと・・・・いい意味で裏切られました。真実は、いつも見やすい所にあるわけじゃないってこと、心に刻みます。2014/07/27

パフちゃん@かのん変更

34
カッコよくてちょっと怖そうなあしなが。みんな敬遠していたが、本当は優しい野良犬だった。理解しあえてよかった。2013/05/12

アクビちゃん

33
【図書館】「はなかっぱ」や「へんしんトンネル」の作者です。なので、子どもたちに馴染み易い絵だと思います。初期の頃の絵本なので、今の作風と違い楽しいだけではなく、人(犬ですが)のことを見かけだけで判断してはダメですよーという少し教訓めいてます。読み聞かせで使用しましたが、小3に理解出来たかは謎です。2016/07/11

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