- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「いやなやつ」が「ともだち」にかわった日。
無責任なうわさに乗せられて、真実を見失いがちなわたしたちに、この犬たちは何かを教えてくれる。
すらりとした美しい犬、あしながは、のら犬たちからきらわれていました。
「でっかい家にすんで、すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
かっこいいけど、さいていのやつ──。のら犬のケンは、みんなのうわさ話を信じて、あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日、あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき、ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
70
「あしなが」は足も首もすらりと長くカッコイイ。あしながを見て、他ののら犬たちは近寄り難く、噂話ばかりしている。いわく、おやしきに住んでいるだろうとか、毎日ご馳走を食べているらしいとか。そのうちに、あしながはお高くとまっている、のら犬を馬鹿にしていると噂が広がり、果ては「子犬を誘拐して食べたらしい」という。だけど、のら犬のケンがあしながと喋ってみると、実は…。▽偏見や噂話で相手を決めつけてはいないか?ちゃんと自分で行動して、見て、考えることが大事。▽同じようなテーマでも皮肉無しで、こんないい話になる。2019/09/23
Natsuki
52
誰かから聞いた話ではなく、自分の目で見たことを信じる。指先1つで簡単にたくさんの情報を集められる今の時代に、思い出したい大切なこと。噂話って、びっくりするくらい話がてんこ盛りになっていくことがある。「···まちじゅうの みーんなが いってる···」みんなって誰だ?2021/05/02
ぱお
34
まめうし、たまごにいちゃん、へんしん○○・・・いつものあきやまさんを想像してページを開くと・・・・いい意味で裏切られました。真実は、いつも見やすい所にあるわけじゃないってこと、心に刻みます。2014/07/27
パフちゃん@かのん変更
34
カッコよくてちょっと怖そうなあしなが。みんな敬遠していたが、本当は優しい野良犬だった。理解しあえてよかった。2013/05/12
アクビちゃん
33
【図書館】「はなかっぱ」や「へんしんトンネル」の作者です。なので、子どもたちに馴染み易い絵だと思います。初期の頃の絵本なので、今の作風と違い楽しいだけではなく、人(犬ですが)のことを見かけだけで判断してはダメですよーという少し教訓めいてます。読み聞かせで使用しましたが、小3に理解出来たかは謎です。2016/07/11