内容説明
クローゼットに収納術はいりません。
「クローゼット=本当の自分」にできれば、
勝手に整うものだから。
ただ、自分の心地よさに従うこと。
本来の自分を生きるという覚悟を決めること。
捨てられずに人生を詰まらせているものに
向き合い、手放していけたとき、
人生はすごい速さで
自分でも思いがけない方向に進んでいきます。
1000枚の服を溜め込んだ
ファッション雑誌編集者の
人生を変えた「服捨て」体験と、
誰でもできるその方法を伝えます。
●「縁が切れた服」を捨てる
●「他人のために買った服」を捨てる
●「心地よくない服」を捨てる
●「おしゃれでなければならない」を捨てる
●「似合う服を着る」を捨てる
●「全身くまなくコーディネート」を捨てる
●「いい服を着たい」を捨てる
●「プレゼントを使わない罪悪感」を捨てる etc.
昼田幸子 Sachiko Hiruta
ファッションエディター歴22年。出版社勤務を経てフリーランスに。2016年に大規模なクローゼットの片づけに着手し、1000枚近くあった服を50枚まで減らした。服好きだからこそ捨てられない葛藤を経験し、「おしゃれとは自分が心地よくあること」と気づく。その体験をWEBマガジン『mi-mollet(ミモレ)』の連載で綴ったところ大反響を呼ぶ。また「手放す生き方」はモノからライフスタイル、心や考え方へと広がり、2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
20
ファッションエディタってビフォアが極端過ぎかも。実家片付けのやり方には疑問、著者はそっち系を読んで勉強した方が良さそう。そしてやっぱり東京の区部には先進的なお店や出来事があるようで時勢をキャッチしなくてはいけない仕事ならそこに身を置かないと。2025/05/04
kum
18
以前からネット記事でお見かけしていた昼田さん。ファッションに関わる仕事を長くされていた方が1000枚の服を50枚まで減らしてもこれで大丈夫と思えたそのマインドの変化とは。昼田さんは自分の本音に向き合いおしゃれを諦めたなどと言っているが、服が少なくてもセンスのある人はやっぱりおしゃれなんだろうな。繰り返されているのは「捨てたら自分に必要なものが入ってくる」という絶対法則。こんまりさんも言っていたとおり、これは不思議なほどにそうだったと。私も少しずつモノを減らしているが、圧倒的に減らした後の世界を見てみたい。2025/01/15
nyanko
18
服だけではなく実家の断捨離にまで話がおよぶ。 ファッションを仕事にしてる人がここまでするのはなかなかですな。 自分の部屋も手を付けてみようかな。2024/04/23
FuSa
9
断捨離の過程で服と向き合って自分のスタイルを見つけつつ、このメソッドは服だけでなく人生にも応用できるよ、という感じの本。色々振り切っていて清々しい。2024/04/03
菫子
8
作者さまはファッション関係のお仕事をされてきたので、ものすごい量の服をお持ちで、もともと洋服に対する執着が強い方なのですね。一般人はそれほど洋服に執着していないように思うのですが、それでも、参考になる言葉は多かったです。『「捨てられないもの」が人生を詰まらせている』は名言。2025/02/16