角川書店単行本<br> 令和ブルガリアヨーグルト

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角川書店単行本
令和ブルガリアヨーグルト

  • 著者名:宮木あや子【著者】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • KADOKAWA(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041140468

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内容説明

商品誕生に秘められたドラマ、新入社員の由寿の奮闘が始まる!

吾輩は乳酸菌である。名前はブルガリア菌20388株。
学生時代に読んだネット投稿小説がきっかけでブルガリア菌が「推し」となった朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。
「株式会社 明和」に就職した由寿は、配属となった大阪支店量販部で、阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。
入社して一年後、広報部で由寿は社内報の制作を担当することになり、「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。

協力=株式会社 明治

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

94
大学まで岩手の田舎から出た事のなかった由寿はヨーグルトの明和に就職したが勤務先は大阪で営業、そして東京本社に戻って配属されたのは広報と希望の部署ではなかった、逆校閲ガールで自分でも野暮ったい田舎娘と思っているがきらきらした東京のOLに混じって推しのヨーグルトの為に頑張るお仕事小説、由寿の活躍は面白く読めたが、ブルガリアヨーグルト50周年記念作品でブルガリアやヨーグルトを分かり易く説明する為とはいえ菌やファンタジー小説の挿入が返って頭に入って来ず飛ばし読みしてしまった、由寿の取材とかで良かったのでは。2024/01/17

fwhd8325

93
毎日ヨーグルトを食べている私にとって、このタイトルはツボです。とても楽しみにしていたのですが、勝手に想像していた内容とは違って、少し残念でした。このブルガリアヨーグルトが発売された頃、私の周りの大人たちには不評だったように記憶しているのですが、私は、この酸味にはまってしまったようです。もつと、開発の歴史やライバルメーカーとの話など仕事小説にしてほしかったかな。2024/04/25

Kanonlicht

78
株式会社明治が全面協力。大手菓子・乳業メーカーの女子新入社員の奔走を、彼女に取り付く乳酸菌を語り部にして描く。本書でも言及されているとおり、まさに『もやしもん』。オタク女子の生態などをからめた世界観は面白いんだけど、やや要素を盛り込み過ぎかな。ちょいちょい挿入されるブルガリア受難の歴史はともかく、地方と東京のギャップだったり、家族間の葛藤なども出てくるけど、総じて広く浅くという気がしないでもない。ただ、変にジメジメせず終始さわやかに読める点は評価。あ、それもまた明治とのタイアップだからかな。2023/12/12

Ikutan

77
毎朝、美味しくいただいている、あのヨーグルト。その秘密を乳酸菌自らが、語ってくれる。ヨーグルトの歴史や様々な知識は中々興味深い。物語は、メーカーに就職した岩手出身の新人社員が、大阪支店量販部を経て、東京本社広報部に異動となり、都会とのギャップに驚きつつ、少しずつ成長していくという内容で、それなりに面白く読んだのですが、彼女が嵌まったというネット投稿小説は、予め皆さんの感想を読んで想像していた通り、全然入り込めず、早々から流し読み。そこが残念でした。2024/02/06

きむこ

73
明治ブルガリアヨーグルト50周年記念のテレビドラマの原作らしい。ブルガリアのヨーグルトの歴史、ヨーグルトの菌のSF小説、そして明和ヨーグルトに勤務する由寿ちゃんのお話の3つが交差して、、、ブルガリアの不遇の歴史はわかったし、由寿ちゃんのオタク気質はとても楽しかったが、うーん全体的に詰め込みすぎて小説と歴史がどうにも頭に入ってこなくて困った。映像ならその辺りがすんなり入ってきて面白いのかも。私は明治ブルガリアヨーグルト0のヘビーユーザなのでありがたく読ませてもらいました。★32024/01/05

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