内容説明
現代の戦争は現代的システム下のさまざまな労働を総動員する形で進められる。戦争を、そこで行なわれている仕事という視点からとらえ、現代の仕事に共通する病理をあぶり出す。ほかに「戦争の世紀」「歴史の変わり目を感じる」を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
24
ギョッとする書名ですね。1章。「地域ごとに独立してつくられていた関係的世界を解消しながら、すべての人々が国民として一元化される体制をつくりだそうと」する「正義」。自由・平等・友愛という理念の「特別な権利」性。これらを絶対視する先に「戦争という仕事」があると言います。◉怖い話です。私たちは自然環境と対峙したとき「美味い魚が食べたい」と希望しても良いはずですが、それを「権利」としたとき地続きにある「戦争の論理からは、勝ちも負けもない世界のあることがみえてこない」。また、ひたすらな個人主義の弊害についても。→2022/03/18




