内山節著作集5 自然と労働

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内山節著作集5 自然と労働

  • 著者名:内山節【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 農山漁村文化協会(2023/11発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 700pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784540141294

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内容説明

水槽を抜け出し、真夜中の道をひたすら海に向かって進むヤドカリの姿に、現代人が失なった「生きることへの憧れ」を見る短編「ヤドカリ」をはじめ、現代の存在・労働・労働過程の諸相を鮮やかに切りとる哲学的エッセイ集。元になった信濃毎日新聞連載「現代への旅から」より、単行本未収録の29編も併せて収録する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アナクマ

25
16節_自然「日本には(自然環境という意味での)自然という言葉がなかった。…杉、猿、虫というように個別に呼びあってきたのであり、そのひとつが人、であった。そうでなければ…山の神や水の神を尊ぶ風習は生まれなかったであろう」 ◉(p.77)人間たちは少しずつ自然を加工する範囲を拡げていった。森を切り開き、大地を農地に変え、鉄鉱石を鉄に変え、川から水を引きながら、それまで人間の手の届かなかった自然を、人間の生活圏のなかに取り込んでいったのである。→その交流のことを労働と位置づける(加工と性質の発見、精神的交流)2023/06/18

アナクマ

21
「日々の疲れと、日々の楽しみと、日々の怠惰の中に身を置」く現代と、往復する田舎暮らしから哲学を生成する若き日の試論。80年代前半。文庫化希望。◉冒頭はヤドカリ放生会、カブトムシの修理業。14節_土「人の営みはすべて自然を加工することによって成り立っている」◉感想は本一冊分になりそうだから、ゆっくりと反応しよう。例えば19節_落伍者。過疎化した故郷に帰りたい子世代と〈帰らせたくない〉親世代のやりとりを、著者は観察・収集し、そして考える。ここでは、状況のタイムラグが生む悲喜劇のあることをメモしておきたい。2023/06/17

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