内容説明
私たちは、日常で感じるフラストレーションを「嫌なもの」として目をそむけがちだ。しかし、それ自体が悪いわけではない。フラストレーションを「欲求不満」ではなく「自分の見通しが外れた意外感」と捉え直せば、そこに現実が思いがけない「新鮮な切り口」を見せていることに気づく。すなわち、フラストレーションは今の自分のあり方の向こう側への道があることを指し示しているのだ。再評価の機運のあるアメリカ心理学の巨人W・ジェームズによる《意志心理学》に基づく、希望の書。
(本書は2007/8/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
24
『自分と向き合う心理学・意志心理学入門』なんてタイトルだと、ついつい買ってしまうのですが、正直に言うと分かりにくかった…W・ジェームス(アメリカの心理学者)は「私たちには、苦しみ(都合の悪い現実)に向き合うことを避けようとする傾向があるが、この傾向から自由であるためには、苦しみに向き合う意思の力が必要」とのことです。じゃあ具体的にどうすればいいの?と思うわけですが「パターン化したありかたを選び取っていると気づき、身につけるに至った自分を温かく見守ることが、ありかたを選び直すことを可能とする」とのことです。2018/07/08
morinokazedayori
16
★★★自分が相手の言動で怒ったり悲しんだりしても、それは相手のせいではない。自分が「怒る」「悲しむ」という在り方を選択している。自分の在り方を相手に依存しないことにより、自分らしくいられる。そのためには自分の在り方を決める「意志」のみが必要だという。言わんとすることは分かるが、実践するのは難しそうだ。少しずつありたい自分に近づいていきたい。2019/09/25
モッタ
11
★★★☆☆ フラストレーション(欲求不満)とは、意外感であるということを知り、今まで悩んでいたことがスッと消えていく感じがした。自分が想定していたこと、期待していたことを裏切られた時にフラストレーションが起きるのだ。僕らは自分が何を期待しているのかを知ることが大切だ。 ※図書館借り2012/02/15
Go Extreme
1
自分のあり方選び直す:苦しみに向き合う・非力動的な考え方 フラストレーション:選択余地あり:意外感→自我機構全体の計画性損なう 怪:苦痛・不快→関心を引く はしゃぐ←フラストレーション 行動:選択→起こる フラストレーションへの対処:自分の死・強制収容所から解放時・見失った計画を回復する方向へ セネカ・ジェームズ・サルトル・レヴィン 交流分析・論理療法・感情理論・アージ理論 偏見とフラストレーションの悪循環 今西:原則的・論理的なもの 自分のあり方:自分で選べる 意思心理学 エンカウンターグループ 2021/01/26
Kei
0
近年稀に見るゴミ。2013/03/30
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