内容説明
知の巨人・佐藤優先生と「正しさ」を考える授業、はじめます!
「なんで世の中は平等じゃないの?」
「なんで戦争が起こるの?」
「生まれつき頭がいいのはずるい!」
「かわいい子は得だよね」
など、子どもでも大人でも、ふと抱くギモンはさまざまにあるもの。
こういった誰もが一度は感じる素朴なギモンをベースに、「正しさ」について、「知の巨人」佐藤優先生と考えていきます。
コロナ禍で楽しみにしていたイベントが中止になったり、
生活が苦しい人が出てきたり、
世界に目を向ければウクライナ侵攻で多くの人が亡くなっていたり・・・
日々起こっている未曽有(みぞう)の出来事に、
「何が正しいことなの?」
と感じることも増えているはず。
あなたの身の回り、世界のことを考え直すきっかけになる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
32
親の言うことは正しいのか、なぜ個性の違いで差別したりされたりするのか等、誰もが抱える疑問を口にする中学生。それに対し、親が自分の不遇を子に託すのは理解してあげるとして、あまりにも理不尽なら、逃げることや他の大人に頼ることも大事、横並びではなく、個性の「住み分け」が重要等、具体的なアドバイスをする著者。端的に表せば「生きてさえいればいいんです」の一言か。死ななければ、悩んでも回り道しても、無駄にはならず、すべて活きることを確認。2024/02/01
読書は人生を明るく照らす灯り
20
📕読んだ理由📕佐藤優さんの本が好きだから 📘読んだ感想📘学びが深かった。14歳の未成年よりも、成年男女に読んでもらいたい。学校の在り方や、教育問題が網羅されている。 📗読んだ後の行動📗学びをやめない。立ち止まらない。インプットしたらアウトプットする 2024/02/02
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
14
厨二、もとい、中二の男女2人が不思議な図書館「ともしび」にて館長のロダン先生にレクチャーを受ける3日間の物語。やはり中二というのは要注意年齢。親の庇護オンリーの生活から自分で羽ばたくことを覚えていかなくてはならない。葛藤だらけの中、どうやって取捨選択をし自分ならではの価値観を確立していくか、それを獲得するためのメンター的なロダン先生。子供が察しているもの、疑問に思っているものに大人は子供騙しという手を使わず、きちんと向き合わなくてはならない。向き合えないのは狡さというより、自分に知識がないからだろう。→2024/08/27
Mayuko Kamiwada
6
読みながら自分の中学生の頃を思い出した。特に不満には感じていなかったと思う。今、考えると恵まれた環境だったほうかなと思った。その恵まれた環境の中にいて、めんどくさいからと努力をせずにいたことを今更ながら後悔している。あの頃から年齢を重ねた今だからこそ、わかる部分もある。けれど、子どもの頃の自分に言ってもきっと理解できないのだろう。今、自分にできることをとりあえずやっていくことが大切なのかなと思う。2024/11/22
kimamabito
2
中学生の多感なときにこういう本にふれるといいのかもしれない。でも実際に中学生がこの本を手に取ることは少ないのではないか。親として子どもがこういうことにぶつかることも多々ありそうなので、そのときに道を示してあげられたら。2025/05/25
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