シュタイナー教育小事典〈子ども篇〉

著者名：西川隆範

イザラ書房（2013/07発売）

• ISBN：9784756500458

内容説明

シュタイナー教育の土台は、1に精神科学、2に芸術、3に教育学であるといわれます。本書は、その教育に関するアントロポゾフィー精神科学の考察の概観を与えようとするものです。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シルク]

シュタイナーの著作や講演集から、西川隆範が色々ピックアップしたもの。主に0～7歳のこどもの教育に関わる部分を選りだしたのだろう。こうしてみると、シュタイナーが、「こどもには、布を照る照る坊主にして、インクでちょんちょんと目、口、鼻をつけただけの人形を渡すべし」と繰り返し言っていたことがよく分かる。そんな単純な人形を前にしてこそ、こどもの中に、想像する力が育つのだ、と。シンプル極まりないそんな人形だからこそ、こどもは、自分の想像力で以て、豪奢な衣装だって、美しい顔の造作だって、補うのだ。元々精巧に作られた→

2022/01/12

[タケヒロ]

「子どもが立って歩くのを見るとき、水平から垂直へと移行する身体姿勢の 秘密を愛をもって眺め、その創造的な神の力に対する宗教的な感情を持ち、子どもが歩くのを助けるとき、子どものなかの人間の本性を愛し、その人間本性の表明を愛すなら、子どものなかに健康な力を作り出すことができる。」「いかにして遊びは仕事になるかという大問題に実践的に答えることができるなら、小学校教育の基本問題に答えられたことになる。」「生まれてから7歳までの子どもは、一個の感覚器官である。」といった言葉が印象的。

2016/01/17

[たかっち]

時折立ち返らないとダメだな

2010/06/17