内山節と読む 世界と日本の古典50冊

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内山節と読む 世界と日本の古典50冊

  • 著者名:内山節【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 農山漁村文化協会(2023/11発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784540191497

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内容説明

1960年後半、学生運動の時代に高校生活を送った内山節は、大学に行かず、独学によって哲学を学び、自然と人間の関係、時間や共同体をめぐる独自の思想を構築していった。本書は著者の思想形成とかかわりの深い選りすぐりの50冊を、地域から社会をつくり直すという今日的視点から読み直したものである。哲学・思想、政治・経済・社会、科学論・技術論・労働論、文学・紀行・評伝、宗教と多岐にわたる古典の読書案内であるとともに、内山の読書術や思想の背景を知る手がかりともなる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

33
内山先生が薦める「古典」とは、どんな本だろうと思って読み始めた。これからの社会のあり方を根本的に問い直さなければならない時代だからこそ、さまざまな古典を読みながら、私たちの考えを整理していくことを目指して・・・。という出発点を示して、内山先生は、時代にそういう本を読むことを求められているのだと。選ばれた古典をジャンル分けして、1冊ずつ概要とそれを読む意義を端的に示す。とても誠実で切実で丁寧なガイダンスだった。ぜひ読みたいと思った本は10冊ぐらい。この1年、ゆっくり読んでいこう。2020/01/13

はとむぎ

12
著者が読んできて影響を受けた50冊を、書評と自分の考えを交えて紹介している。読んでみたい本が増えた。この著者は、中学生くらいから教養=自分の意見を持つためにマルクスやレーニン、老子、歎異抄などを読んだ様子。70代くらいの知識人には普通のことだったのだろうか?2022/03/06

余田大輝

1
内山先生のあの話の背景にはこの古典があるのかと、楽しく読み進めた。古典を読む意欲が強まった。2021/10/01

Go Extreme

0
マルクス→ヘーゲル・フォイエルバッハ→カント哲学・ギリシャ哲学 可もなく不可もない暮らしの不安 ヨーロッパ近代という挫折 合理主義への反発とロマン主義 共同体崩壊→根無し草大衆 科学としての歴史学成立 人間中心主義と現代文明 環境の改革と自己変革 過渡期の人間として生きる 道=本質語ることできず 病気考察←生きる世界考察 労働→人間の疎外 消費に楽しみ見いだす個人 米国社会・精神の習慣 戦争:内政の延長 時間効率≒神になる時代 労働の解放or労働からの解放 技術革新&労働退廃 システム依存型人間の大量発生2020/01/13

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