食べものがたりのすすめ

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¥1,540
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食べものがたりのすすめ

  • 著者名:湯澤規子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 農山漁村文化協会(2023/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784540212208

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内容説明

「食べものがたり」は誰もが生まれた時から持っている、食べものにまつわる物語のこと。日々経験する「食べること」「出すこと」から広がる探究学習の実際を、10を超える実践例から紹介します。ワークショップ実践のコツや時間配分がわかる巻末付録「誰でもできる!ワークショップの始め方」も収録。おばあちゃんの戦時下の料理帳から歴史を学び、食べものとウンコの行く末からフードロスに思いを巡らせ、誰かのレシピを受け取り・作ることで地域とつながる。そんな「食べものがたり」から広がるワークショップ、始めてみませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

79
アマゾン購入本 そうか…、胃袋って個人のものだけでなく社会のものなんんだ…(農産物の需要とか生産者の生活に関わってきますからね…もっと難しい話だと農産物をめぐる貿易摩擦とか)。胃袋だけでなく体全体も個人のもの且つ社会ものと言えそうです(そんな内容の本あるかな?)。 行ってよかった教室…。現代社会では少数派の教室ですね。高校大学レベルならギリギリ…。現代の子どもにとっては行きたくないところだらけの日本社会ですね。2022/11/23

バニラ風味

16
「食べる」のは何のため?著者は講義やワークショップなどで、食べる事の意義を考えます。また、食事はどこで、誰と食べるか?どんな食べ物が好きかなど、食べ物にまつわるエピソードなどを話合うことによって、歴史が見えてくることもあります。食べる事の大切さや、食べ物ができるまでを学び、語り合うワークショップの提案と、そのやり方レシピも掲載。なかなか新しい観点の本だと思いました。2022/07/03

joyjoy

11
図書館の「食」に関する特設コーナーにて。あなたにとって胃袋とは?、食べものとは?というシンプルな問いから始まるワークショップ。大学生への「未来の一皿」という課題において、新しいテクノロジーを駆使したような提案が多いのではと著者は予測したが、学生はより根源的な「食べる」ということに関心が向いていた、という話が興味深かった。経済的な厳しさを感じることもあるという学生たち。彼らの食べものがたりをもっと聞いてみたくなった。また、自分の食べものがたりを書き留めてみたくもなった。勝沼の図書館でワインバー!いいなぁ。2023/06/16

YT

8
ワークショップ入門とそれを通して〈食〉の社会性を探求していく二本の柱が主軸となって展開されていく。 食べ物が皿の上のものだけでなく、あらゆる場所に展開されていて胃袋から下水まで幅広く〈食〉を捉え直すことが出来た。 食文化に興味がある人だけではなく、日常的なことを深掘りするのが好きな人はすごく楽しいのでは無いだろうか。 子ども食堂やフードパントリーの増加の良い点とその広がりにも言及されていて良かった。 それでも本来減っていくのが正しい社会のあり方だよなぁ、とも... 教室活動とかの参考にもなる一冊!2024/12/10

5
湯澤規子さん著の「食べものがたりのすすめ 食から広がるワークショップ入門」を読み終えました。ワークショップを通じて、食べることについて考えることを目的としています。食べ物について考えました。自分には食べ物にまつわるエピソードがあるかなとか、好きまたは嫌いな食べ物について、その理由は何か、原因となる出来事があったかなどです。自分のことを見つめ返すいい機会になりました。こういうことは、自分という人間について考える、つまりは哲学をすることにつながって大変よろしいのではないかと思いました。2022/09/14

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