中公文庫<br> 漱石先生と私たち

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中公文庫
漱石先生と私たち

  • 著者名:小宮豊隆【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央公論新社(2023/11発売)
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  • ISBN:9784122074385

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内容説明

その時分の私たちというのが、なんでも先生の真似をして見ようという、随分馬鹿気きっていた時分なのである。――師・夏目漱石をはじめ、寺田寅彦、鈴木三重吉、森田草平から芥川龍之介まで。漱石山房で、ともに文学談義を交わし、酒を呑み、気焔を上げた人々を、第一の弟子が回想する。文庫オリジナル
〈コミックエッセイ〉香日ゆら

目次より
夏目漱石
 休息している漱石/漱石二十三回忌/漱石と恋愛/漱石二題/漱石と読書/漱石と画/漱石と烟草/偽物/注釈/「漱石発狂」の報告者/漱石文庫/漱石半身像/漱石のうちの猫/修善寺日記
寺田寅彦と松根東洋城
 『漱石・寅彦・三重吉』序/「寅彦全集」/「破門」/『回想の寺田寅彦』序/漱石と寅彦/寅彦と死相/寅彦と俳諧/寅彦と羽子板/「御髭」/松根東洋城のこと
鈴木三重吉
三重吉の思い出/鈴木三重吉/三重吉のこと/青春記/写真
安倍能成
安倍のこと/眼鏡/アンシュリアム
森田草平と内田百閒
森田草平/『実説草平記』/誤植/誤伝の経路/チョッキのまぼろし/白髪
野上豊一郎
野上の死/野上のこと
芥川龍之介
芥川龍之介の死/一挿話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

85
小宮豊隆は漱石の一番弟子のような感じで今までも漱石の伝記などや全集の編纂などを行ってきています。この本では漱石ばかりではなくその弟子たちと漱石の関係などを含めての随筆となっています。小宮豊隆の「修善寺日記」などもあり、いかに漱石に献身的に尽くしたかがよくわかります。「三四郎」のモデルということも言われています。2024/02/13

くるみみ

21
夏目漱石の弟子とか書生というか周囲の人たちの内の1人が書いた漱石回顧録なんだろうなという軽い認識で読み始めたが事細かな漱石の思い出話が詰まっていて楽しく読んだ。「修善寺日記」には小宮氏が入院中の漱石をお世話したり鏡子夫人にも気を配り、毎日見舞いに訪れる前に花を摘んだり分けて貰ったりなど記されており、文章から感じられる漱石に対する深い敬愛と親愛ぶりに驚いた。俳句会での態度について寺田寅彦に窘められた事など赤裸々に書いてあり気取ったところのない素直な人柄を感じ、三四郎を読みたくなる(小宮氏がモデルらしい)。 2024/01/13

シルク

13
鈴木三重吉の書簡集見てると、ま~頻繁に、「小説、書けねぇよぉぉ😭」って泣き言と、「金がねぇよぉ😰」って愚痴、そして「マッヘン(※ドイツ語で「する」の意味の語だが、どうも三重吉は、「セッ○スしたい、女抱きたい💒」の意味で使っている)してーよ~ゲヘヘ」って、下半身の欲望だだ漏れの言を書き送っている相手がいる。それが…小宮豊隆。な、仲良かったんかね…(遠い目)。漱石先生の所で出会った2人が、ぐっと接近したきっかけは、漱石とこの引っ越しの手伝いに共に参加したことだったそうな。で、三重吉は、漱石んとこの猫→2025/01/18

Oka

4
漱石と関係が深かった人物からの漱石や周囲の人物との日々を描いた作品。登場人物が皆、ある程度の社会地位があり、漱石の家に出入りしていた人々の、そもそものベースの高さを窺わせた。そういった人々のふれあいが描かれており、日々の出来事も芸術性があったりと、面白いものだった。言葉遣いが古いままで描かれており、それが味わい深いのではあるが、若干読みづらさにも繋がっていた。2024/01/17

Marika

0
漱石はじめ門人たちへの親しみが湧く2024/05/23

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