幻冬舎単行本<br> 17歳のビオトープ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

幻冬舎単行本
17歳のビオトープ

  • 著者名:清水晴木【著】
  • 価格 ¥1,567(本体¥1,425)
  • 幻冬舎(2023/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344041974

ファイル: /

内容説明

ドラマ化も話題となった大ヒット作『さよならの向う側』の著者が贈る、最新作!

「――あなたの“居場所”はどこにありますか。」
謎多き校務員と悩みを抱える4人の高校生が織りなす、青春ヒューマン物語。


舞台は高校。
恋愛、ガチャ、SNS……現代特有の悩みを抱える高校生たちを、校務員・平人生(通称:人生先生)が導いていく。
「誰にでもビオトープ(居場所)があるということを分かっていてほしい」という著者の想いが詰まった、青春物語。

第1章 恋と愛のちがい
第2章 運とかガチャとか
第3章 不幸せになる方法
第4章 生きる意味って
エピローグ 人生のビオトープ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

120
間違いなく、とてもココロに響き、沁みる素晴らしい作品なのですが、いかんせん読む年齢がちょっと合ってなかったかもしれません。それぞれに悩みを抱え、葛藤する高校生四人の話を瑞々しく綴り、そね悩みをちょっとミステリアスな校務員、通称「人生先生」が解決へと導いていきます。読む側が彼女達と同じ高校生であれば、きっと何度も手にしたくなるステキな一冊になろうかと思います。こういう作品に学生の頃に出会っていたら、きっとよりいっそう素晴らしい思い出になったかもしれませんね。ぜひとも高校生や中学生に読んでほしい一冊です。2023/12/09

やっさん

102
★★★ つまりは、恋愛のあり方も、幸運のつかみ方も、生きる意味の見つけ方も、要は気持ち次第でどうにでもなるってことかな。どこか自己啓発書的な香りを感じた。2024/06/21

シナモン

102
きれいにまとまり過ぎな印象もあったけど、いつも冷静沈着な人生先生の一言ひと言に「そうだよなー」と教えられることも多かった。緑色の優しい表紙に癒やされました。2024/04/08

ベイマックス

86
人生先生は何ものってのが最大の関心ごとに(笑)学校って、窮屈な入れ物だよね。未成年で学生ってことで自由ではあるけど、同じく不自由。のほほんと能天気に生きられる者が大半の中、哲学的な迷いを考え始めてしまうと、しんどくなる。でも、そのしんどさも、考えることもすごく大切なことなんだと思う。2024/05/12

mike

86
人生先生と呼ばれるちょっと素敵な校務員さん。彼が悩める高校生と向き合い生きるヒントを指し示してくれる連作短編集。この人生先生、毎回ピンチの場面で漫画のヒーローの如く颯爽と登場するのは出来過ぎ感あり。しかし、彼の誠実な一つ一つの言葉は高校生でなくてもメモりたくなる。興味深いのは、世界一幸福な国民として有名なブータンの幸福度低下の話。これはスマホ、SNSの普及が原因とか。何か暗い過去を抱えて生きているような人生先生。彼の過去が明かされていないという事は続編があるんだろな。2024/03/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21649572
  • ご注意事項