内容説明
世界最強と謳われるスパイ・エージェント、イスラエル諜報特務庁「モサド」。そのモサドに属する女性諜報員の知られざる実態と活躍を描く。アイヒマン捕獲、イラン核所有の解明と弾道ロケット開発の阻止――彼女たちは歴史的ミッションにどう立ち向かったのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
泰然
31
情熱、才能(運)、理性。クラウゼヴィッツの三位一体理論は奇遇にもイスラエル情報機関の女性工作員達が織り成してきた史実により、共同参画活躍思想の安易な面を粉砕し、更には能力主義の意味を問うたと見るべきか。もちろん民族の悲劇の歴史を背景とするシオニズムの発露や硝煙の匂いのする世界に身震して終わる話ではない。殉職者、トラウマ、忠誠心と平凡な幸福の願いとの狭間、出逢いと愛と別離など人間であるが故の煩悶さが、「あなたがどんなことをしたかよりも、あなたがどんな人間かを知りたい」と女性職員を募集する国家の悲痛さを問う。2024/04/01
chuji
2
久喜市立中央図書館の本。2023年11月訳下ろし。第二次世界大戦後から2020年までのイスラエル女性スパイ譚。淡々と語られる。2024/02/18
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