有機農業と慣行農業

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有機農業と慣行農業

  • 著者名:松中照夫【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 農山漁村文化協会(2023/11発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784540211041

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内容説明

有機農業と慣行農業による「土の良しあし」「農産物の品質(栄養・安全性)」「環境への影響」など、消費者が抱くステレオタイプの「思い込み」や垣根をつくって分断する風潮に対し、科学的な根拠をもって、その間違いを一つずつ丁寧に解き明かす。堆肥も化学肥料も農薬も、その利用目的は作物をよりよく生育させ、高品質で収穫量を増やすことにある。問題は使用方法。有機農業でも堆肥を必要以上に与えれば、作物の品質や土、地下水、大気などに悪影響を及ぼす。健全な作物や土をつくるうえで、有機も慣行もどちらも大切な農業である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kamekichi29

6
有機農業と慣行農業のメリット・デメリットや生物学的な植物の説明など、農業に関することがいろいろ解説されていて良かった。 イメージだけでどちらの方が良いと決めてしまうのではなく、安心できる食料を提供できる方法を、自分に合ったものを自分で考えて選んでいくべきだという提言。2024/03/09

noko

3
有機vs慣行と双方を批判し合うのは悲しい。分断する考え方に異論を唱える。現状有機農業の人の言う堆肥は様々、ホームセンターで売ってる物も生ゴミからの物も。微生物が元気になると表現されるか、元気になるとはどう判断するのか。化学肥料は良くないという拘りは何故出てくるのか。フードファディズムが放置されていて、逆に牛乳有害説等も出てきてしまう。身士不二は人の体と土は一つであるという意味。こういう考えにのめり込むと、土そのものが人の健康に直接関わっていると誤解する恐れがある。TVラジオネットで影響されて作られていく。2024/01/04

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