内容説明
【小説版登場！】「…決めた。私、もうアイドルやめる」 B小町に加入してしばらく経ったある日、アイは事務所社長・斉藤壱護にそう告げた。B小町は順調に見える活動の裏で、アイと他メンバーの不和という問題を抱えていた。そんな状況に嫌気が差したアイは、アイドルを辞めようとするが、そんなアイに壱護はとある提案を…!? ほか、アクアとルビーとして転生する以前のさりなとゴローの出会い、そして別れを描いた秘話が解禁!! さらにアニメ第1話先行上映会で入場者特典として配布された“原作・赤坂アカ書き下ろし小説「視点B」”も収録した超豪華な初小説版!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
65
Kindle。原作第一話の前日譚までとなる短編が中心。アイがアイドルとして進み始めた話や、さりなとゴローの絆の深さを知る話など原作ファンは必読の一冊。漫画では描かれなかった背景や第三者視点であれば何冊でも書けるのではと思ってしまう。2024/02/13
leo18
11
推しの子前日譚ノベライズ。アイの地下アイドル時代のエピソードは興味深く、原作者による第三話のどこかカリスマ性あるアイの第三者視点も良かった。さりなとゴローの出会いもファンなら必読もの。2023/12/15
ᑑㄜ₹"ㄜ〜Խ＠冬休み最終日、徹夜したのに宿題が終わらない！！！
8
まじでみんな読みなさい2023/12/28
TERU
8
【推しの子】の初小説。大きいエピソードが二つ＋アニメ先行上映で配布された小説を収録されていました。 まず本作は、【推しの子】本編の補完という意味合いとして読んで間違いがなく、また単体の物語としても非常に満足感の高い作品でした。 第1章は、B小町加入からしばらく経った頃にアイドルを辞めようとしていたアイが、己がアイドルとしての指針を見つけるに至った物語。 第2章〜3章は、アクアとルビーに転生する以前のゴローとさりなの出会いから別れを描いた物語。 2023/11/20
まいなな
6
一人の人間・アイドルの精神的な揺れ、それに巡り巡って影響を受けるとある少女、芸能界の裏側。特にアイ側とゴロさりの繋がりがエモいね。力をもらっている画面の向こうにいるアイドルにも、確かに弱さがある。そんな弱さがあるからこそ、弱っている人に力を与えることができるのかもしれないんじゃないかなと思う。ゴローはさりなちゃんに色んなことを教えてもらったんだな。これは、ゴローにとって確かにアイよりも推しだわ。広く一般にはあまり浸透しなかったかもしれない歌声は、確かに突き刺さった人がいた。人の世は広いな！誰かが見てくれる2024/02/16
