内容説明
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皇室の衣装のすべてを知る筆者が解説。豊富なカラー写真で、紫式部の生涯と装束や源氏物語にまつわる衣食住を紹介する。平安時代の有職装束の基本に加え、紫式部(女房)の仕事着、日常着、夏の部屋着などから、貴族の世界に迫る。装束の成り立ちと仕組みや文様、かさね色目なども解説する入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
302
著者の仙石宗久氏は、NPO法人有職文化研究所を主宰する。写真も多く、また美しい。個々の説明も適格にして簡潔で、きわめて要領よく、わかりやすく述べられている。平安朝の有職故実の入門書としては絶好の一書である。十二単をはじめとして王朝女性の装束が紹介されるが、男性篇も童篇もあり、さらには宮中の遊びの紹介まで。衣冠装束などは、実際に着てみたくなる。図書館にあれば、ぜひ一読を。王朝気分に浸れること必定である。2024/10/05
たまきら
39
先日読んだ平安の色についてまとめた本とほぼ同じ内容ですが、こちらの方が装束の説明がわかりやすく、勉強になりました。驚くのは娘がちらりと見ただけで「ああ、それは出産の人が着る色だよ。部屋のしつらえもすべて白なんだ」と説明してくれるところ。…すごく良く調べてある…!脱帽です。2024/02/27
宇宙猫
14
★★★★★ 大河で平安貴族の装束がたくさん見られるので、そういう事かと理解しやすい。知識としてはあったけど、写真で見てものすごい枚数を着ているんだなと 改めて驚く。2024/03/13
桃
5
平安貴族の女性、男性、童の衣装がとても分かりやすい。大河ドラマの光る君へで、どうしてこの衣装なのかな、ルールが何かありそうなんだけどなという疑問も一気に解決。すごく面白い一冊でした。2024/03/09
知降 星人
3
平和でないと美意識は育まれません。平安時代に源流を持つ有職故実は、平和な世から生まれた日本人の美意識の結晶なのです。2024/02/21
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