なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー第3版

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なぜ重大な問題を見逃すのか? 間違いだらけの設計レビュー第3版

  • 著者名:森崎修司【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 日経BP(2023/11発売)
  • ポイント 35pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296203819

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内容説明

失敗レビューを防ぐワザ、この1冊ですべて学べます!

 「要件定義書や設計書などのドキュメントレビューに時間をかけているのに、重大な問題を見逃してしまう」「どうでもいい問題の指摘ばかり」「なかなか問題を出し切れず、夜遅くまで会議が続く」「人格を攻撃するレビューアーが出てくる」――。

 検出した問題を指摘し、よりよいシステムを作り上げるためのレビュー会議が、どうも適切に運営できない。そんな経験はありませんか。原因は、間違ったレビューのやり方にあります。ITエンジニア出身で、現在は研究者として企業とレビューの共同研究に長年取り組む著者が、失敗レビューを防ぐワザの数々を紹介します。

 例えば、重大な見逃しを防ぐ「問題種別の設定」、1時間で問題を出し切る
「ゴール確認」、的確な意見を引き出す「指針となるシナリオ」、意識合わせを促す「ウオークスルー」といったワザを詳しく解説しています。これらのワザを取り入れることで、適切な時間で重大な問題を漏らさず見つけ出すレビュー会議に変わるはずです。

 本書は10年以上のロングセラーとなっている設計レビューの手順書の第3版です。第3版では、システム開発の現場で近年重要性が増している「人工知能(AI)システム」や「アジャイル開発」におけるレビューの手順などを新たに盛り込みました。

目次

第1章 レビューの間違い
1-1 レビューの目的の間違い
1-2 問題検出の間違い
1-3 問題指摘の間違い(方法編)
1-4 問題指摘の間違い(マインド編)

第2章 準備と問題検出
2-1 レビューの準備(リーダー、作成者)
2-2 レビューの準備(レビューアー)
2-3 問題検出の手順

第3章 レビュー会議の進め方
3-1 問題指摘の手順(前半)
3-2 問題指摘の手順(後半)
3-3 問題の修正・フォロー
3-4 レビュー技法

第4章 さらなる効果向上
4-1 レビューの改善・効率化
4-2 問題種別の設定対象を広げる
4-3 保守開発、クラウド開発への応用
4-4 AIシステムへの応用
4-5 アジャイル開発への応用

付録
レビュー観点絞り込みの効果

参考文献
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kannkyo

6
めちゃくちゃ普通のことを長々と書いているだけだった。あまり面白味はない。2023/12/16

M

0
重箱の隅をつつくような指摘ではなく本質をレビューすること、時間を無駄にしないこと。大事。 レビュワーになる側の人にオススメ。そういう人は部下側から言っても効かないだろうから「本に書いてあります」ってアプローチには活用できそう。2024/01/16

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