内容説明
人気作家の好奇心を刺激した書籍の数々、ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――。『読売新聞』日曜日掲載、読書面の大人気書評エッセイが、待望の書籍化。読書委員就任からの5年間で紹介した128冊を、著者初の新書で一挙公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
189
宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者作家デビュー36年目、初めての新書刊行とのことでした。書評125作の内、既読は25作です。未読の作品も魅力的で読みたいですが、新作ハンターのため、手が出せません(笑) https://www.chuko.co.jp/laclef/2023/11/150803.html2023/12/14
マエダ
49
幅広いレパートリーで読みたい本がふえる。 いくつになってもこの手の本が好きなのは その人がどういう本を読んでるのか、ましてや一流の作家が読む本を辿るのが自身の楽しみになっている。2023/11/29
おか
46
あははは まずい本を買ってしまった(笑)読みたい本に付箋を と思っていたら 付箋だらけになってしまった。( ´艸`)まぁ 持っているだけなら、、、あ~~~~という私の苦悶の声が聴こえますか???2024/03/15
ぐうぐう
45
小説以外の本が多く紹介されていて、一瞬意外な感じがするものの、読み進めていくと俄然納得へと変化していく。この幅広い興味への関心こそが、宮部みゆきの小説家としての厚みになっていると理解できるからだ。それでいて、小説のネタ探しという感じがまったくせず、純粋に知りたいという宮部の読書欲が気持ちよく伝わってくる。あるいは、小説作品に対してやや甘めに思える評価に対しても、それが宮部自身の小説の甘さに繋がっていかない点もまた、宮部の凄みを逆に感じさせもする。2023/11/27
ぺんぎん
36
宮部さんのおすすめ本と聞いて。作家さんの書評は好きだけど宮部さんなら特に興味をそそられる。ということで購入。ジャンルが広く普段読まない分野でも読んでみたいと思わせる書き方。実際何冊か購入したので読むのが楽しみ。2024/08/05