内容説明
本書では釈尊を祖とし、天台大師智顗、そして臨済宗中興の祖と謳われる白隠禅師へ伝えられた呼吸法を紹介します。明治期、この仏教の伝統的な呼吸法を「調和道丹田呼吸法」として体系化させたのは真言宗智山派の僧侶・藤田霊斎でした。呼吸を練り、臍下丹田を充実させることにより健康を得ることはもちろん、老いても向上し続ける人生を構築できるとしています。仏教伝統の呼吸法を写真入りで詳解する一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
6
丹田呼吸法の本。東洋医学においては、人間が健康に生活していくためには身体と心の両方の平穏を整えねばならないということなのだろう。「人生を量的な視点から考えると、『老い』とは、ひたすら衰えていくプロセスになってしまう。しかし、質的な視点から考えると、老いていくにしたがって向上し続けていく道が人生であることに気づく。」哲学的で心に染み入る言葉である。2012/06/23
sababanana
0
…人は腹。 なんだか超人臭がする方ですね。足裏の土踏まずから呼吸しろ っていうのは誰でしたっけ???2012/10/16