子どもを事故から守る本(2刷)

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

子どもを事故から守る本(2刷)

  • 著者名:坂本昌彦【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 内外出版社(2023/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862576545

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

パンやすりおろしりんごで窒息したり。
窓やベランダから落ちたり、自宅のお風呂で溺れたり。
車の中で寝てると思ったら熱中症になっていたり。

子どもの不慮の事故による死亡は、少子化の影響もあり、減少傾向ではあるものの、今でも病気を含むすべての死因のなかで上位を占めています。そして、不慮の事故による死者の過半数は4歳以下と、低年齢であることもわかっています。
事故が起こる場所別でみると、もっとも多いのは家庭内で、全体の4割を占めています。事故といえば家の外で起こるものと思いがちですが、そうとは限らないのです。

事故が報じられるたび、「ちゃんと見ていたの?」「目を離してたんじゃない?」と保護者の責任を問う声も少なくないと思います。
ですが、子どもってびっくりするくらい俊敏に動きますよね。すぐに全力で追いかけたってなかなか追いつけないし、おとなが思っている以上に知恵も働く。
加えて、保護者のわたしたちには育児以外に仕事も家事もある。トイレにも行くし、お風呂にも入る。寝る時間も必要。
そう、どんなにがんばっても、子どもから24時間一瞬たりとも目を離さずにいることなんて不可能なんです。
だからこそ、日頃からの対策が大切。
目は離れるものだという前提に立ち、見てないときがあっても、すぐに大きな事故につながらない対策をとってほしいのです。

本書は、総合病院で小児救急を担当している著者が、保護者にむけてわかりやすく、家庭内での不慮の事故を予防するための内容をまとめました。
項目ごとに「なぜ危険なのか」「ケガをしたり、事故に遭ったときの対応の仕方」「ケガや事故を防ぐためのポイント」「解説」で構成しています。
とくに「解説」では、事例とともに子どもを不慮の事故から守るための具体的な方法や考え方をアドバイス。
「うちの子に限って」ではなく「もしかしたらうちの子にも」と自分ごととして捉え、「まさか!」「こんなことをするなんて!」とならないように、日頃から意識できるようにしましょう。

著者について
坂本昌彦(さかもとまさひこ)

小児科医。長野県佐久総合病院佐久医療センター小児科医長。専門は小児救急と渡航医学。日本小児救急医学会代議員および広報委員。日本国際保健医療学会理事。子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報などを発信するプロジェクト「佐久医師会 教えて! ドクタープロジェクト」の発起人であり責任者。途上国での医療従 事の後、日本の地域医療に貢献したいと、福島県立南会津病院に勤務。ここでの経験により保護者の医療知識を啓発することの大切さを痛感する。その後、長野県の佐久医療センターで「教えて!ドク タープロジェクト」をスタートさせる。Yahoo! ニュース個人オー サーアワード 2022 大賞受賞。 小児科医。長野県佐久総合病院佐久医療センター小児科医長。専門は小児救急と渡航医学。日本小児救急医学会代議員および広報委員。日本国際保健医療学会理事。子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報などを発信するプロジェクト「佐久医師会 教えて! ドクタープロジェクト」の発起人であり責任者。途上国での医療従 事の後、日本の地域医療に貢献したいと、福島県立南会津病院に勤務。ここでの経験により保護者の医療知識を啓発することの大切さを痛感する。その後、長野県の佐久医療センターで「教えて!ドク タープロジェクト」をスタートさせる。Yahoo! ニュース個人オー サーアワード 2022 大賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

12
図書館本。子供の事故は本当に痛ましいし、予防できる、回避できるものも数多い。印象に残ったのは、「子供は静かに溺れる」「一瞬でも目を離すと危険」だけど、ずっと見続けているのは無理。だから、予防の対策が必要。私は、かなり危険の認識が甘かったなぁと実感。プールとか、お風呂とか、子供から目を離すとダメ。監視員がいてもプールの事故はおこるんだから。あと、心肺蘇生が少し気になった。人工呼吸は必要だったかな?と思って。調べてみたが、省略可能になってたけど、不要とは書かれてない。なるほどね。2023/12/22

Kanas

1
図書館の新着資料を借りました。いくつかのカテゴリに分け、こんな事故が起こるから注意せよ、起こったらこうせよ、とわかりやすく説明されています。夫にも読んでほしい。 自分の備忘として、 ①大人も座ってはみがき、②こどもは2.5cmでも溺れる(しかも静かに)、③電気コードは口腔内で感電、④ボタン電池はプラマイが同局面にあるので特に注意。 各章で事故の例がいくつか挙げられていますが、助からなかった例もあり、読み進めるのがしんどい箇所もいくつかありました。心配蘇生の講習はどこで受けられるのか知りたかった。2024/01/09

mikichas14

0
子どもが生まれたので事故から守るために読みました。 実例が多く載っていて、他人事ではないと思いました。 特に自宅内でのお風呂の事故が多いことに驚きました。 入浴後はかならず湯を抜くよう、今から習慣づけようと思います。2025/03/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21415458
  • ご注意事項

最近チェックした商品