内容説明
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ラジャーは、アマンダが想像してつくり出した親友だ。 ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。 しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。 アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。 さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて…。 大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった! 愛と友情、喪失の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
oooともろー
5
『屋根裏のラジャー』の原作。映画は観てない。アマンダと彼女の想像の中でしか存在できないラジャーの冒険。大人になるうちに失ってしまう想像力。童心にかえって楽しめる。2024/01/26
𝘺𝘰𝘭𝘪𝘤𝘦
4
スタジオポノックのアニメーション映画『屋根裏のラジャー』の原作。映画がとてもよかったので、原作も気になって読んでみました。子供の頃の他の人には"見えない"、自分だけの想像の友達のお話。子供視点だけではなくて、大きくなるにつれて想像力が無くなっていく大人視点での話でもあって、大人ほど泣ける… 展開は映画とほぼ同じだったけど、ラストの部分などちょっとずつ違いもあって、それぞれの良さを楽しめるので、ぜひ映画とあわせて!2024/05/16
たけ
2
映画の「屋根裏のラジャー」の原作。こうして読むと屋根裏じゃないなぁ。でも原作にほぼ忠実に描かれた映画だったことがわかった。子供向けなんだろうけど、大人も楽しむことができる良い作品でした。2024/02/01
冷やしたぬき蕎麦はじめました。
2
映画鑑賞後読了。映画は微妙に原作のイメージを広げた感じで描かれてますが、ほぼ原作通りの内容でした。子供の想像上の友達が主人公で、見える子と見えない子がいる。想像主が忘れると消えてしまう存在なので、何とか存在できるように奔走する物語。2023/12/17
sucksuckhello
1
スタジオポノックの長編アニメ『屋根裏のラジャー』が良かったので、原作を読んでみた。驚いたのは、話の大筋が映画でほとんど再現されていたこと。この本のなんとも不思議な空気がうまくアニメ映画に翻案されていることがわかる。大人と子ども、忘却と想像など、楽しくも切ない童話として心に残る名作だった。子どもが大きくなったら読ませたい。2024/01/05




