内容説明
「英国妖異譚」「欧州妖異譚」に続く書き下ろし新シリーズ第三弾!
遠雷とどろく嵐の夜――
英国にメソアメリカの神が降臨する!?
カリカリカリ……
ロンドン の骨董店「アルカ」の地下倉庫で異音がした。
店主のユウリ・フォーダムは「いわくつきのモノ」が眠る倉庫へ様子を見に行き
音のする木箱を手にした瞬間、爆発のような衝撃波で深手を負ってしまう。
同じ頃、ユウリが運ばれた病院で、ひとりの男が目覚めていた。
「これより、我が望みを果たすべく動き出さん――」
極上ファンタジック・ミステリー!
蓮川 愛さんの描き下ろしカラー口絵付きでお届けします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
21
最新のシリーズまで追いつきました!! ミッチェル、いつかは地下に足を踏み入れると思っていましたが、このタイミングでしたか…。人命救助の為という言い分はあれど、アシュレイからしたら単なる規約違反でしかないのはらしいなと笑ってしまいました。結果としては無事に元通り…ではありますが、ユウリとミッチェルの関係が軟化したようにも感じました。今回はシモンとユウリの絡みが少なかったように感じ、そこが少し残念です。2025/03/02
K子
2
続きモノだったのかー。いきなり3作目?から読んだから、人間関係とか曖昧。最初から読まねば。 これ、BでLなヤツだよね?生々しくないけど、モゾモゾする。ツンと溺愛に挟まれて、ヒロイン的なユウリのメンタルがすごい。 オカルトな話しだったけど、良くも悪くもなく普通に楽しめた。人間関係をおさらいしてからの方が楽しめそう。2024/03/26
しゅう
1
今巻は黄色。いつもは文庫を好んで読んでいるのですが、たまにはこんな素敵な装幀の本を丁寧にゆっくり読むのも良いですね。お話はいつもの雰囲気のまま面白かったです。アシュレイの辛辣な言葉がクセになりそう…。2023/12/04