嘘をついたのは、初めてだった

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

嘘をついたのは、初めてだった

  • 著者名:講談社【編】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2023/11発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065312032

ファイル: /

内容説明

大ヒット作『黒猫を飼い始めた』につづくMRC発29のショートストーリーズ。
書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」。
でもそこからあとは、十人十色、二十九人二十九色。
恋も裏切りも、グルメも猫の手も、全部あります。

(執筆者一覧・50音順)
青羽悠
赤川次郎
芦沢央
阿月まひる
阿部暁子
彩坂美月
五十嵐律人
大山誠一郎
小川一水
小野寺史宜
柿原朋哉
河村拓哉
櫛木理宇
献鹿狸太朗
佐野徹夜
潮谷験
篠原美季
須藤古都離
高田崇史
竹本健治
夏川草介
波木銅
西尾維新
長谷敏司
柾木政宗
真下みこと
三津田信三
矢部嵩
吉川トリコ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiace9000

146
全作に共通する最初の一文"嘘をついたのは、初めてだった。"から始まる29掌編アンソロジー。29人29彩のバラエティに富む作品群には、既にファンの作家さんだったり、既読作のある作家さんらもラインナップ。それぞれの得意分野で描かれる作品は、読み手を様々な感情へと誘ってくれる。作品ごとの指定紙幅がせめて、この倍あれば、さらに味わいも増したか…という作品もいくつかあったように感じる。既読作のない作家さんでは、高田崇史『女帝の憂鬱』、青羽悠『バウンド・オーバーラップ』などが印象にー。前作「黒猫」編も読んでみるか。2024/03/29

モルク

116
29人の作家さんによる「嘘をついたのは初めてだった」から始まる10ページにも満たないショートストーリー。現役大学院生献鹿狸太郎さんから大御所赤川次郎さんまでと幅広く、初読み作家さんも多く興味深い。須藤古都離さんの「嘘の代償」小野寺史宜さんの「エミリン」三津田信三さんの「探険の思い出」がよかった。もちろん29編もあるので相性の悪いもの、既に覚えていないものもあるがあえて言わない。会員制読書クラブメフィストリーダースクラブによる前作「黒猫を飼い始めた」も読んでみたい。2024/02/17

シナモン

104
書き出しの一行は全員「嘘をついたのは、初めてだった」そこから始まる29のショートストーリーズ。マイベストは赤川次郎さんの「幸せな嘘」。さすがだった。あとは西尾維新さんの「生まれる前からは倦まれてた」芦沢央さんの「二十五万分の一」が面白かった。2024/01/19

kou

90
「嘘をついたのは、初めてだった」の一文から始まる短編集。作者の個性が堪能でき面白かった。2024/02/25

Ikutan

74
『嘘をついたのは、初めてだった』から始まるショートショート。出だしが『黒猫を飼い始めた』よりこちらの方が話を膨らませやすかったのでしょうか。前作より捻りが効いていて楽しめた気がする。こちらも何故か表紙は黒猫(笑)。穏やかでない話が多い中、赤川さんの『幸せな嘘』はほっと優しい読み心地。大山さんの『偽りの証言』の意外な真相にはびっくり。嘘を逆手にとった夏川さんの『死神の微笑み』のラストになるほどと頷く。視点を変えた西尾さんの『生まれる前から~』と篠原さんの『それでも、やっぱり~』も面白かった。シリーズ化希望。2024/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21591168
  • ご注意事項

最近チェックした商品