ちくま新書<br> 東京タワーとテレビ草創期の物語 ――映画黄金期に現れた伝説的ドラマ

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ちくま新書
東京タワーとテレビ草創期の物語 ――映画黄金期に現れた伝説的ドラマ

  • 著者名:北浦寛之【著者】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 筑摩書房(2023/11発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
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  • ISBN:9784480075895

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内容説明

東京のシンボルとして親しまれ、数多くの映画やドラマ作品に映し出されてきた東京タワー。本書は、東京タワーが登場する現存最古のテレビドラマ『マンモスタワー』をめぐる若きテレビ産業の奮闘に迫る。この番組が放送された1958年は、映画産業が観客数の最高を記録した絶頂期である一方で、東京タワーが「史上最大の電波塔」として竣工した年でもあった。映像メディアの主役が映画からテレビへと転換していく時代において、その緊張関係を象徴する『マンモスタワー』のユニークな魅力を気鋭のメディア研究者が描き出す。

目次

序章 東京タワーと映像メディア/東京タワーを「見る」/映画とテレビの対立を描く『マンモスタワー』/生ドラマ/本書の構成/第一部 テレビ時代の到来/第一章 東京タワーの建設とその背景/生みの親・前田久吉/広告塔としての東京タワー/前田久吉と正力松太郎の因縁/放送事業への出遅れ/総合電波塔という「夢」/世界一を目指して/テレビ・映画界からの支援/設計者・内藤多仲/「東京タワー」の誕生/タワー誕生の反響/第二章 テレビ時代を導いた人、正力松太郎/正力松太郎という巨人/テレビ放送への序奏/NHKの開局/街頭テレビの成功/日本テレビ塔の展望台/ゴジラ、テレビ塔を襲う/幻の正力タワー/第三章 初期テレビドラマの困難と成長/ドラマのKRT/初のテレビドラマ『夕餉前』/制約の多いドラマ撮影/テレビドラマとは何か/芸術祭での競争/実利か、芸術か/『私は貝になりたい』とVTR/「同時性」から「アクチュアリティ」へ/第四章 映画とテレビの競合/映画黄金期/新作二本立て/テレビの普及/「映画」は渡さない、テレビとの対立/映画スターたちのテレビドラマ出演/テレビ事業への進出/テレビ映画の製作/第二部 『マンモスタワー』の制作・内容/第五章 ドラマ誕生の背景/「日曜劇場」の歴史/森雅之のテレビ初出演/演出家・石川甫/シナリオ作家・白坂依志夫/白坂脚本の『巨人と玩具』/放送本番に向けて/第六章 映画会社にはびこる因襲と矛盾──『マンモスタワー』考(一)/東京タワーの不気味さ/映画は「色付き、ワイド」/映画会社の自己矛盾/合理化の推進とその障害/流される者と流されない者/映画愛/第七章 テレビという怪物──『マンモスタワー』考(二)/二本立ての強行/テレビドラマ制作の難しさ/テレビと映画の対比/黒木のテレビ出演/ドラマのハイライト/機械と人間/エピローグ/終章 変わりゆく映画、テレビ、そして東京タワー/『マンモスタワー』の反響/森繁久彌の提言/新東宝の倒産とその余波/大宝作品の東京タワー/引用/参考文献/あとがき

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