扶桑社BOOKS新書<br> 嘘だらけの日本古代史

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扶桑社BOOKS新書
嘘だらけの日本古代史

  • 著者名:倉山満
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 扶桑社(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594095857

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内容説明

シリーズ累計45万部突破!
ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作は、
日本の神話から平安時代までの嘘を暴く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

47
本書には2つの目的があると思う。1つは神話から説き起こし、わかりにくい日本古代史を皇室史を軸として通説を取り上げながら解説している点、もう1つは『皇室論』をはじめとする一連の著作を補完するため、特に奈良時代を詳細に解説することで女系天皇論に論拠がないことを明らかにしている。通説を中心にしているので、必ずしも妥当とは思えない箇所もあるが、本書の内容は基礎的知識となるので、賛同するにせよ、批判するにせよ、理解しておく必要があると思う。2023/11/15

軍縮地球市民shinshin

16
近現代史が専門の著者が古代史の本を執筆したもの。一応「通史」という体裁ではあるが、神話時代~奈良時代の記述が80%ぐらいで平安朝はわずか。これは意図的な章立てで古代の眼目は「皇位継承」にあるという著者の見立てによるものである。これらは同感。天皇が親政していたのは奈良朝あたりまでで、天皇家が血統で分裂していて内部抗争をしていたことがよくわかる。古代政治史の眼目は「皇位継承」というのは日本史学の王道であると言える。また著者は日本の歴史書の特徴について最初の方で詳しく触れている。まず神様の話=神代と、2024/02/19

TheWho

13
憲政、政治、皇室等を専門にする論客で、YouTubeでも独自の言論を発信している歴史家の著者が、神代から平安時代迄を語る日本古代史読本。本著は、歴史の変遷を皇位継承の観点から、グローバリストから特に批判を浴びせられる先例を重んじる日本の根底にある保守(伝統)が皇室にあるとの哲学を感じられた。そして飛鳥末期から奈良時代を先例破りの時代で、その後の平安時代にぶり返しがあったと言及している。前読の藤原不比等を題材にした「比ぶ者なき」に照らし合わせても興味深い一冊です。 2023/12/20

Y田

7
自分は現代の皇室問題とか、保守派と左派のあーだこーだには全く興味ない。何なら天皇とか選挙でいいんじゃねとか思ってる。ただ、日本で起きている事や、文学作品などの理解には特にこの辺り─奈良時代、壬申の乱、記紀それ自体およびその成立過程などを知る事はすごい役に立つ。その為に倉山氏の本はすごいイイと思う。分かりやすい。今回知れて良かったのが奈良時代の「壬申の乱からその収束まで,天智系と天武系の争いの時代,先例やぶりの時代」といった捉え方。権力争い、皇位継承で何が論点なのか、少し理解が深まったと思う。 2024/01/20

fseigojp

5
天皇継承の話ばかりでつまんない期待外れ2023/11/24

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